戦場のピアニスト

土曜日、ちょっと肌寒い一日でした。
今日は日中、家にいなくてはならない理由があって、その間にビデオを一本観ました。
３、４年前の作品ですがポランスキー監督の「戦場のピアニスト」です。

やはり話題作だけあって、２時間半あっという間に過ぎるほどの良い作品でした。
実話なんですね・・・。
ナチスを描いた作品はたくさんありますが、「シンドラーのリスト」と同じくらい、重いストーリーで考えさせられました。

あの時代を生き抜くにはちょっと頼りない、やさしい主人公が家族と別れ、運命に流されながら周りの助けを得てユダヤ人迫害の時代を何とか生き抜いていく。
隠れているので声も出せず、大好きなピアノも弾けず・・・そんなピアニストがドイツ軍将校の前で、生きるか死ぬかの時思い切りショパンを弾くシーンに何度も心を打たれました。

生きる事、食べる事、そして戦争の愚かさを悲惨な映像とともに考えさせられる、良い作品でした。
観て良かった・・・