my favorite things

絵本の話を中心に、好きなもの、想うことなど。

降矢なな・出久根育展@高崎シティギャラリー ※加筆あり

2019-02-16 16:38:26 | 好きなもの・美術館や展覧会

※展覧会も1月末で終わっていますが、記録として書いておこうと
思います。


1月最後の日曜日、はるばる群馬県の高崎まで、お二人の原画展を
観るために友だち3人と出かけてきました。

からっ風がびゅーびゅーでしたが、空が青くて気持ちのよい日。




絵本原画展、25回目だったのですねー。




降矢さんはスロバキア在住26年、出久根さんはチェコ在住16年、とのこと。
たっぷりの原画ととともに、お二人の「先生」、ドゥーシャン・カーライさんからの
直筆の手紙や絵の展示もあり、とても見応えがありました。


ななさんの方では、『ともだちや』『めっきらもっきらどおんどん
ナミチカのきのこがり』などがよかったな。

  






出久根育さんの原画は、以前にちひろ美術館で何点か観たことがありましたが、
今回いいなあと思ったのは‥

  チェコの十二か月  の挿絵です。

繊細でとても美しかった。


※この絵を観た1ヵ月後くらいに、図書館で借りてこの本を読みました。
ウェブエッセイ「プラハお散歩便り」に加筆し、絵は書き下ろした
とのこと。

エッセイでいちばん古いものは2006年に書かれたいますが、
この本の中では、年代は順不同になっていて、本のタイトルにも
あるように季節で巡っていく感じを重視しています。

読み終わってから思ったのは、先にこの本を読んでから原画を観れば
よかったーということ。その土地で長く暮らしている人ならではの
文章に、その人の絵がついているわけで‥読み終わっていれば、
繊細で素敵だなというただの感想よりも、きっともっと深く「感動」
しただろうなと思いました。




高崎着→ランチ→展覧会→帰りの高崎線 という 電車に乗っている
時間がいちばん長かったりして?!という「遠足」でしたが、友だちとの
おしゃべりはココロの栄養補給にいちばんだなーとあらためて感じたのでした。






コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« きこりとおおかみ | トップ | 新・北斎展@森アーツセンタ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

好きなもの・美術館や展覧会」カテゴリの最新記事