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絵本の話を中心に、好きなもの、想うことなど。

2022年9月に観た映画

2023-10-27 17:25:17 | 好きなもの・映画やDVD

9月は@WOWOWで2本。映画館で2本観ました。


予備知識もなく、原作も知らず(ポール・ギャリコ作だと
後から知りました)、軽い気持ちで観始めたのですが、
思いのほか良い映画でした。

舞台は1967年のイギリス。主人公は夫が戦地に行ったきり
消息不明の60歳ちょっと前の女性。家政婦として働いています。
仕事先の御屋敷でクリスチャン・ディオールの美しいドレスを
見たことで、所有欲がむくむくと‥。
なんとかお金を工面してパリに行ってはみたものの、オーダーで、
ドレスを作るしくみもわからず。労働者のストライキ中で
パリの街はごみだらけ。でも、持ち前の性格と、周りの助けで
なんとかドレス注文に成功。それでお話は終了、と思いきや、
そのあとの展開がとてもよかったです。

チラシの中で彼女が来ているグリーンのドレスは「最初の」
もの。それほど似合ってるとは思わないなーと思っていたら、
思わぬことから「次の」が手に入ることに!
めでたしめでたしでした。






ウェス・アンダーソン監督の映画!ということで、
家族三人で、映画館へ。

色のトーンが揃っていて、とても美しかったというのが
一番印象に残っています。

お話は、難しいのか難しくないのか、面白いのか
そうでもないのか、正直よくわからないかな(笑)。








ケイト・ブランシェット主演!ということで、
とても楽しみにして、一人で観に行きました。
(ラジオの映画紹介コーナーで知ったのでした)

5月に観た『ター』よりも、こちらの方が、アメリカでの
公開は先だったようです。オリジナルタイトルは
Where'd You Go, Bernadette 

周りと上手くやって行かれず、家を突然飛び出して
行方不明になった、というよりも、仕事を辞めて、
シアトルへ来てからの20年間の自分を、自分で探していた
という意味がタイトルに込めれているのかなーと
思いました。

あなたはいったいどこへ行こうとしていたの? と。

コメディ映画のジャンルでも、ケイト・ブランシェットは
とても魅力的で、子供のために生きよう、子供の為なら
どんなことでも我慢する、という母のせつなさもとても
上手く演じていた。車の中で一緒に歌ったり、犬を助けたり、
苦手な旅行にもOKを出したり‥。
そんな母親の気持ちを娘も感じ取り、「ママが一番の親友」
と言い切るシーンでは不覚にも、泣きそうになり、
それ以上の誉め言葉って存在するかなーと思いました。
ハッピーエンドの、ケイトの映画、全然ありでした。






@WOWOW で放映があったのをテレビ録画で
観ました。(映画館で予告観たときに気になってたので)

「ある男」って、いったい誰?

原作は平野啓一郎氏の小説だそうですが、まったく知らず。
亡くなってから自分の夫の身元がまったくの別人のものだと
わかり、ミステリーを読み解くような気持ちで、追っていると
それを追っていた弁護士自身にも、自分はいったい誰なのだ?
という疑問が自分の中に芽生え始める‥とてもせつなくて、
とてもうまく出来ていて、出演者の方々の演技がとても素晴らしい
映画でした。
冒頭と、ラストに、出てくる絵画はルネ・マグリットの作品
「複製禁止」なんとも意味深。

細かいストーリー忘れたときの自分と、ネタばれOKの方には
こんな記事



9月は、@川口リリア「リトグリコンサート」あり、
@大阪城ホール「ロックロックこんにちは」からの、
神戸旅行あり、で、とても楽しい思い出がたくさん♬





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