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絵本の話を中心に、好きなもの、想うことなど。

ポレポレやまのぼり こいぬをつれたかりうど

2017-09-15 17:45:34 | ひらきよみ(読み聞かせ)

2学期の図書ボランティア(読み聞かせ)は、今日から始まりました。

私はひとりで3年生のクラスへ。2冊読んできました。


1冊目はこちら。



1学期に2年生のクラスでも読んだ、たしろちさとさんの絵本。

夏休みに、山登りやハイキング、キャンプをした人もいるかなーと思い
選んでみました。
題名についている「ポレポレ」という言葉はどういう意味なのか、
おはなしの中に出てくるので気を付けて聞いていてね、と言いそえてみました。


2冊目は先日見つけた、ことものとも年中向きのバックナンバー。


中国の昔話の再話ですが、佐々木マキさんが描くと、ちょっと東欧ぽい感じが
しますよね?

お話の出だしはこんなふうです。

 あるところに、としおいた かりうどが いました。
 ふしぎなことに この かりうどは、てっぽうを もたずに
かりに いくのです。
 それなのに、かならず えものを もって かえってきます。
 どうやって えものを とるのか、それは だれにも わかりません。


ある時、虎が出没して困っている村人から、虎退治の要請がきます。
かりうどは、縄を一束と、こいぬをつれて山の中へ入っていきます。
さて、どうやって、かりうどは虎を仕留めたのでしょう?

ヒントは、かりうどが連れているこいぬなのです。

かりうどは、まいにち ごまあぶらに ひたした パンを やり、
みずの かわりに こまあぶらを
のませ、ごまあぶらで からだを
あらってやっている
おかげで、こいぬは、はなの てっぺんから 
しっぽの さきまで、つるつるの つやつや。

ごまあぶらの こうばしい においを ぷんぷんさせているのです。

こういう方法があったのか!!と、驚きながら笑う人と、でもこれはちょっと
どうかしら、と嫌悪する人がいるかもしれないなあと、思う退治法なのですが‥。


3年生は、ほとんどの子が笑っていましたが、ココロの底から大笑い、って
感じでもなかったような(笑)。
担任の女の先生は、苦笑い、といったところでしょうかー。


来週は、ペアさんと5年生のクラスへ行く予定です。


コメント
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