報恩坊の怪しい偽作家!

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“Gynoid Multitype Sisters” 登場人物登場人物についておさらい 2

2017-05-28 11:59:19 | アンドロイドマスターシリーズ
 ボーカロイドについては(株)クリプトン・フューチャー・メディアの公式設定に基づいている。
 当作品ではオリジナルの設定しているボーカロイドのみを紹介する。

 初音ミク:

 諸元については公式設定とほぼ同じ。
 ボーカロイド1号機。
 敷島が当初勤務していた大日本電機(株)から急きょ出向先として指定された南里志郎研究所において、初めて出会ったボーカロイド。
 当初は持ち運びの為、体のパーツがバラバラの状態だった。
 製作者は南里志郎のようだが、『歌って踊れるアンドロイド』というだけで他の用途がよく分からないまま、敷島は彼女をプロデューサーとして売り込むことになる。
 もっとも、当初は初音ミク自体が歌えることを知らなかった。
 歌を聴いた人間の琴線に触れる何かを持っており、その歌を聴いて琴線に触れない人間はいないほどとされる。
 当初はロボットが歌うことに拒否反応を示されることが多かったが、現在では敷島エージェンシーのトップアイドルとしての地位を確固たるものにしている。
 後に電気信号を歌に換えて飛ばすことが可能ということが分かり、“東京決戦”では持ち歌の1つである『初音ミクの消失』(作詞・作曲:cosMo@暴走P)を歌って、テロロボット、バージョン・シリーズ軍団の動きの殆どを止めた(前期型シンディのすぐ近くにいた集団には効かなかった)。
 ライブではソロで歌ったり、他のボーカロイドと一緒に歌うことが多い。
 実は他のボーカロイドも含めて、歌うと人間の脳波に悪影響を与えるものが含まれていることが分かった。
 それが何なのかまでは分からなかったが、取りあえず、『鉄腕アトムのテーマ』だけが判明したので、それを歌うことを禁止している。
 最終的には人間の脳幹まで停止させる効果があることが分かり、初音ミクもまた兵器として開発されていたことが判明する。
 マルチタイプよりも危険ということでオホーツク海に海洋投棄されていたが、研究対象としては活用できると独断した平賀がエミリーに命じて回収させている。
 それ以降は平賀の責任で、ボーカロイドの研究を進めることになる。
 敷島に初音ミクの世話を命じたのは南里であっても、それ以降の口出しをしてこず、平賀が窓口になっていたのはその為。
 持ち歌の1つ『オホーツク旅情歌』(作詞:鈴木宗敏 作曲:彩木雅夫 編曲:HIROMU)の歌詞に重大な謎が隠されていたが、その理由は今もって不明。
 今のところ、稼働停止命令が外部から来たりしていることは無い為、敷島は今でも危険が発生しない程度で活動させている。
 イメージカラーはグリーン。

 MEIKO:

 諸元については公式設定とほぼ同じ。
 ボーカロイドの中では1番最初に製造された試作機であるが、量産型の初音ミクと同様に第一線で今でも活動している。
 試作機である為、当初はナンバリングが無かったが、今では0号機というナンバリングになっている。
 エミリーとはケンカするほど仲が良い関係だったが、エミリーが変わってからはあまり関わらなくなったもよう。
 公式イラストを見てもらえれば分かるが、ボーカロイドの中では最も衣装の露出度が高い。
 登場回数やセリフはミクよりも多かったりする。
 試作機ということもあってか、仕様がミク達より違う所がある。
 持ち歌の歌詞については成人女性ボーカロイドということもあってか、大人向けのものが多い。
 現在は主にディナーショーなどを中心に活動している。
 イメージカラーはレッド。

 KAITO:

 諸元については公式設定とほぼ同じ。
 MEIKOと同じく試作機で、こちらは成人男性型。
 こちらもナンバリングが当初無かったが、現在は00号機となっている。
 1番登場回数が少なく、セリフも少ない。
 ラジオ番組でパーソナリティーを務めるなど、けして仕事は少なくないのだが、敷島エージェンシーでは影が薄い。
 ボーカロイド小説などでは初音ミクを寝取ったり、他の女性ボーカロイドをたらし込んだりする女殺しとしての設定が多々あるが、あまり当作品では触れない。
 イメージカラーはブルー。

 鏡音リン:

 諸元については公式設定とほぼ同じ。
 ボーカロイド2号機(但し、レンと区別する為に『02-1』と表記されることもある)。
 事務所の中では最年少のボーカロイド。
 双子の弟機のレンでは姉機に当たる。
 語尾に「Yo」を付けたり、暇な時は事務所内で遊ぶなど無邪気さ加減ではトップ。
 但し、エミリーやシンディに怒られることも多く、その度にマルチタイプ姉妹を「鬼軍曹」と呼ぶ。
 弟思いなところがあり、レンが何かピンチに陥ると、プログラムを無視した行動を取ることが多々ある。
 設定年齢14歳ながら小節の効いた歌い方が得意で、演歌や和楽でも人気がある。
 ミュージカルやオペラにも出演したことがあり、主役の傲慢王女を演じた“悪ノ娘と召使”は大好評で全国公演にもなった。
 イメージカラーはイエロー。

 鏡音レン:

 諸元については公式設定とほぼ同じ。
 ボーカロイド2号機(但し、リンと区別する為に『02-2』と表記されることもある)。
 元々は製造予定が無かったが、急きょリンの諸元をそのまま流用して設定年齢を男にした為、実質的に双子の弟になった。
 性格はリンよりもしっかりしていて、リンのイタズラをフォローすることが多い。
 リンと違って彼女にピンチが訪れたら、まず敷島に報告するなど、姉と比べればまだ冷静である。
 ボーカロイドの中では1番身体能力が高く、特にブーツに仕掛けたブースターを駆使して、ライブ中にバック転宙返りを披露するなど、盛り上がり役を担っている。
 まだ、“悪ノ娘と召使”でも準主役を担うほどの名優ぶりを見せた。
 尚、ギロチンで首を刎ねられるシーンがある為、首と胴体が切り離されても稼働できるように改造されている。
 本来それは公演終了後、元に戻される予定だったが、何故だかそのままになっている。
 だがそれが功を奏し、前期型シンディに首と胴体を引きちぎられても、全く平気だった(シンディにバレないよう、引きちぎられた直後は壊れたフリをした)。
 一時期、同年代の人間の少女と交流していたことがある(まだ売れる前)。
 イメージカラーはリンと同じくイエロー。

 巡音ルカ:

 諸元については公式設定とほぼ同じ。
 ボーカロイド3号機。
 MEIKOと違ってミステリアスな大人の女性というイメージで売り出しているのだが、歌唱能力はミクより上ということもあってか、主にライブハウスなどでミクよりも売れていた。
 今でもソロで活動することが多い。
 口数の少ない設定になっている為か、パーソナリティーを務めるKAITOのラジオ番組に登場したことは無い。
 イメージカラーはピンク。

 MEGAbyte:

 新型ボーカロイドの結月ゆかり、ある程度稼働期間のあるLily、マルチタイプからの用途変更である未夢の3人ユニット。
 何もデータが蓄積されていないゆかりの前向きな姿勢、ボーカロイド劇場である程度人気を博していたのに財団崩壊で劇場が閉鎖されてしまったことを悔やむLily、稼働テストに失敗して廃棄処分寸前だった未夢という特殊な状態で活動を始めた。
 担当プロデューサーは井辺。
 全く売れていなかったが、ここ最近は週末のイベントやミク達の前座を務めるようにまではなった。
 その影の薄さに、KR団からは全く攻撃の対象にすらされていなかった。
 ナンバリングは別メーカーの為、設定されていない。
 イメージカラーについて、ゆかりは紫、リリィは黄色、未夢は白ということになっているが、Lilyの場合は鏡音リン・レンと被る恐れがあった為、もう一色加えて、黄・黒としている。

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