“アンドロイドマスター” あとがき

　お付き合いして頂いた方々におかれましては、大変ありがとうございました。
　中途半端かつ、完結していないような終わり方ですが、取りあえず、老害黒幕達の退場をもって主人公達の目的が成されたとし、終了とさせて頂きます。
　せっかく逮捕して裁判までやってるのに脱走するとは、ヒドい終わり方であります。
　これは“ロックマン７”のオープニングを参考にしたもので、そちらでは既に結審して服役中のマッドサイエンティストが、刑務所を襲撃して救出に来た自分のロボット達と共に脱獄してしまい、何度目かの戦いが始まるというものです。
　日本の裁判は遅いので時系列的に有名なテロリストを裁判に掛ける場合、半年では結審しないだろうなと思い、既に服役中ではなく、未だ裁判中という設定にして、護送車を襲うということにしました。
　実際は未決囚の護送車に、パトカーの先導や後衛は付かないようです。
　とはいえ、オウムの麻原彰晃もそうでしたが、有名になったテロリストを護送するということで、警察も少しは警戒していたというのを読み手の方に汲んで頂こうとした次第です。
　執事からテロリストに身をやつしたキールには、全く通用しなかったようですが。
　エンディングでシンディが激しい怒りを出していましたが、これも続編があればの布石です。
　何が？と思う方は、“ロックマン７”のラスボス戦直後を見て頂ければ……。

　残るは“ユタと愉快な仲間たち”ですね。
　こちらも舞台が移りそうな予感がしまして、それが終われば、そちらもエンディングになる予定です。
　ただ、あいにくと法華講関係者には喜ばれない終わり方を考えていますが。
　いや、喜ばれる終わり方だとつまらんのですよ（笑）。

　しばらく本業の多忙が続くので、再開は今しばらくお待ち願います。
　あ、日記はネタがあれば書きますし、コメ欄につぶやき（というか、ほとんどボヤきですな）くらいは書きますので。

　では、よろしくお願い致します。