広宣流布の大行進

　顕正会の歌じゃないよ。

　ヲタクの祭典、コミックマーケットに昨日と今日の２日間、仕事で行った。
　気温が暑いのはもちろんのこと、色々な意味で熱いイベントだった。
　警備業務上、差し支える部分があるので多くを語ることは控えたいが、同人誌即売会がメインであり、本来はサブであるはずのコスプレも台頭しつつある。
　参加者の中には、これでは何のイベントだか分からないので、コスプレ広場は別のイベントにするべきという意見もあるという。
　一応、運営側としては「自由な表現の場」というコンセプトであるため、分ける考えは今のところ無いようだ。
　女性コスプレイヤーにあっては、他の参加者の目の癒しにもなっているので、まあ良いのではないだろうか。
　ただ、夏のイベントがかなり癒しになる衣装になることは言うまでも無いが、冬のコミケでも薄着で来るレイヤーさんもおり、ここまで来ると、ある種の苦行に見えてしまう（本人達は楽しんでやっているのだろうが）。
　正に、女性顕正会員パラパラ茜さんからのツッコミが満載のイベントなのである。

　無理解の方はニュースでせせら笑うくらいにしておき、そっとしておいて頂きたい。

　その茜さんなのだが、記事のほぼ全てを削除したな。
　さすがに警告が来たということか。
　自滅への一歩だと肝に銘じて頂きたいが、その後またされている更新内容を見ると、さっぱり分かっていないようだ。
　さすがは顕正会員。
　もっとも、彼らも折伏と称してコミケに来ていたかどうかは【お察しください】。
　仕事とはいえ、行っていた法華講員がここにいるから、顕正会員もいたと思うな。
　うちのお寺では昨日と今日、特に大きな行事は無かったようだ。
　いや、別にだから何というわけでもないのだが。

　しかし、前のコミケの時にも書いたと思うが、あれは本当に未来の広宣流布の姿だと思う。
　いや、コスプレとかじゃなくてさ。
　東京ビックサイトを全館、全敷地を専有しても手狭なくらいだ。
　１日に最低でも１０万人以上が訪れる、化け物イベントだ。
　広宣流布が実現したら、これでも手ぬるいくらいの人数が大石寺に押し寄せることになる。
　大石寺の境内も広いが、果たして東京ビックサイトとどちらが広いだろう？
　国立でも何でもいいから、それ以上の戒壇を建立しないと大変なことになるということだ。
　あの光景を見て、未来の広宣流布を想像すると、顕正会の主張が物凄くちっぽけなものに見えてしまうのだ。
　東京ドームのライブイベントの比ではない。
　嘘だと思うなら今度、リアルでコミケを体験して頂きたい。
　まず、入場の仕方からしてパニクると思うから。
　その点、今の御開扉は楽だ。
　登山事務所に行って、直接お坊さんと対面するだけでいいのだから。
　まだ創価学会が大石寺の正式な外郭団体だった頃、申し込みは機械で行っていたようだ。
　その方が押し寄せる学会員を捌くのに効率が良かったのだろう。
　もはや、わびさびを求めるレベルではなかったということだ。
　広宣流布が達成したら、それも無理レベルになるだろう。
　コミケの入場整理を参考にするのではないだろうか。
　そうなると、内拝券がどういう扱いになるのかは……ある意味、怖いのでこれ以上書けない。
　サークルチケット並みの……いや、何でもない。

　つまりは、信徒数が増えれば増えるほど、お寺に情緒が無くなるということだ。
　それだけは分かった。
　だから、嘘だと思うならリアルでコミケに行って御覧なさいってこと。