[10月1日11:00.天候:雨 埼玉県さいたま市西区 DCJロボット未来科学館イベントホール]
バージョン4.0A:「ハイハイ、ドウモ〜!」
バージョン4.0B:「ハイハイ、ドウモ〜!」
A&B:「“あきんど”ダス〜!」
A:「ア〜、ドウモドモ!」
B:「ドウモ〜」
A:「イヤ〜、始マッタネ」
B:「始マリマシタナァ〜。ロボット漫才」
A:「イヤ、ドナイヤネン、ソレ!?」
B:「マアマア。ワイラ、高性能AI搭載ヤカラ、デキルコトヤケドネ」
A:「マ、ドコマデ高性能カハ分カラヘンケドネ」
B:「イヤイヤ、ソンジョソコラノロボットトハワケガ違イマスヨ。トコロデキミ、最近マシンガン使テル?」
A:「微妙ヤネ」
B:「微妙?……アー、ココ最近ヤット平和ニナリヨッタカラナァ」
A:「KR団モ完全ニ潰レヨッタカラネ。正直言ッテ、元テロロボットノワイラハ用済ミデオ払イ箱デンネン」
B:「ソラ困ルナ!ソヤッタラ、ワイラモモット平和利用シテモラウヨウ努力セナアカンネンナ」
A:「ドナイスル?」
B:「物真似デモシテ、皆サンニ受テモラウネン」
A:「ホウ?」
B:「ワイラ、SF世界ノロボットミタイデッシャロ?ソレナラデハノ物真似行キマッセ。宇宙人ヤリマス」
A:「宇宙人ノ物真似!」
B:「『ワレワレハ、ウチュウジンダ』」
A:「ソノマンマヤナイカイ!テカ、宇宙人ガ自分デ宇宙人言ワンヤロ!」
B:「デモワイラ、自分ラヲロボット言ウデ?」
A:「ソレトハチャウ!」
B:「ジャ、モウ1回宇宙人行キマス。『この惑星の住民は、常に忙しい。全く。何という世知辛さだ』『このろくでもない素晴らしい世界』」
A:「宇宙人ジョーンズカイ!勝手ニ使タラ、作者ガジョーンズはんニ怒ラレテマウ!モウ宇宙人ハエエネン!」
B:「イヤイヤ、最後ニモ1回ヤラセテ。今度ハチャントシタネタデンネン」
A:「ホンマカ?ホンマニ大丈夫か?」
B:「大丈夫。任セテクダサイ」
A:「分カッタ。ホナ、アト1回ヤデ?」
B:「『キュルキュルキュル、ピーピピーピー』『バッテリー切れ!?……すいません。充電させてもらえませんか?……と、こいつが申しております』『ピ!?』」
A:「スターウォーズのワイラより高性能ナ奴ラヤナイカイ!」
B:「充電サセテクダサイ」
A:「オ前モバッテリー切レカイ!……ドモッ、アリガトウゴザイマシター」
B:「アリガトウゴザイマシター」
アルエット:「アー、クソツマンナイ」
萌:「アル、喋り方が移ってる」
アルエット:「おっと!……後でおしおきだね」
ホールのバックヤードで、今のロボット漫才を見ていた8号機のアルエットと妖精型ロイドの萌。
井辺:「お疲れさまです」
萌:「井辺さん!」
アルエット:「プロデューサー。やっぱ、テロロボットに漫才は無理があるんじゃない?」
井辺:「ほんの前座ですから。メインはうちのMEGAbyteです」
萌:「最近、LilyがMEIKOさんとロックユニット組んでいたけど、元の鞘に収まるんだね」
井辺:「別に喧嘩別れしたわけじゃないですよ。あくまで、可能性にチャレンジしてみたまでです」
アルエット:「で、私と萌がバックダンサーだって?」
井辺:「ボーカロイド以外のロイドには、歌唱機能は付いていません。ですが、ダンスならマルチタイプでもできると思うのです」
アルエット:「そりゃあね。お姉ちゃん達も呼べば良かったのに」
井辺:「週末はメイドとしての用途が優先されていますから。それに、あの方達はこの科学館のロボットやロイド達からしてみれば女王様です。萎縮してしまって、十分な機能を発揮できなくなるでしょう」
アルエット:「まあ、それはあるかも」
萌:「エミリーさんが女帝で、シンディさんは女王様だね」
アルエット:「2人に鞭持たせたら、どっちもS女王だよ。にひひ」
と、そこへアルエットに通信回線が繋がる。
シンディ:「こらぁ!聞こえてるわよ!アルエット!」
アルエット:「ごっ、ごめんなさい!」
エミリー:「お前は私達のフルモデルチェンジとはいえ、分類上は同じマルチタイプなんだから、そこの所を忘れないように。分かったか?」
アルエット:「はいっ!」
井辺:(分類上は同じマルチタイプ……)
井辺はつい、幼い体ながらSM女王のコスプレをして鞭を持つアルエットの姿を想像してしまった。
井辺:(はっ、いかん!)
萌:「井辺さん、どうしたの?」
井辺:「な、何でもありません!」
結月ゆかり:「プロデューサーさん、準備できました」
未夢:「いつでもOKですわー」
Lily:「この2人と組んでもロックな所、見せてあげますよ」
井辺:「はい。まもなく時間です。スタンバイ、お願いします」
アルエット:「ところでお姉ちゃん、お家にいないの?……ふーん……」
井辺:「どうしました?」
アルエット:「社長さん達、この雨の中、お出かけしてるみたいよ」
井辺:「社長は今日1日オフです。それに、この雨では本社役員の人達に付いてゴルフとかもできないでしょう。ご家族で、どこかへ出かけられても不思議ではありません」
アルエット:「ここに来ればいいのに」
Lily:「アルエット、うるさい」
未夢:「スタンバイ中なんだから、静かにしましょうね」
アルエット:「ぶー」(*´з`)
MC:「皆様、大変長らくお待たせ致しました。これより、敷島エージェンシーよりお招き致しました期待のボーカロイドユニット、MEGAbyteの皆さんによるミニライブを開催致します!」
井辺:「お願いします!」
井辺の合図でイントロダクションと共にステージに駆け出す3人。
ダンサー役のアルエットと萌は、後で出る。
井辺:(よしよし。順調ですね)
井辺はボーカロイド達の様子を見ながら、進行表を確認していた。
井辺:(アルエットさんと萌の掛け合いトークも受けそうです)
最初は殆ど売れなかったMEGAbyte。
しかし、今ではミニライブにおいては満席になるほどの人気を取ることができるようになっていた。
バージョン4.0A:「ハイハイ、ドウモ〜!」
バージョン4.0B:「ハイハイ、ドウモ〜!」
A&B:「“あきんど”ダス〜!」
A:「ア〜、ドウモドモ!」
B:「ドウモ〜」
A:「イヤ〜、始マッタネ」
B:「始マリマシタナァ〜。ロボット漫才」
A:「イヤ、ドナイヤネン、ソレ!?」
B:「マアマア。ワイラ、高性能AI搭載ヤカラ、デキルコトヤケドネ」
A:「マ、ドコマデ高性能カハ分カラヘンケドネ」
B:「イヤイヤ、ソンジョソコラノロボットトハワケガ違イマスヨ。トコロデキミ、最近マシンガン使テル?」
A:「微妙ヤネ」
B:「微妙?……アー、ココ最近ヤット平和ニナリヨッタカラナァ」
A:「KR団モ完全ニ潰レヨッタカラネ。正直言ッテ、元テロロボットノワイラハ用済ミデオ払イ箱デンネン」
B:「ソラ困ルナ!ソヤッタラ、ワイラモモット平和利用シテモラウヨウ努力セナアカンネンナ」
A:「ドナイスル?」
B:「物真似デモシテ、皆サンニ受テモラウネン」
A:「ホウ?」
B:「ワイラ、SF世界ノロボットミタイデッシャロ?ソレナラデハノ物真似行キマッセ。宇宙人ヤリマス」
A:「宇宙人ノ物真似!」
B:「『ワレワレハ、ウチュウジンダ』」
A:「ソノマンマヤナイカイ!テカ、宇宙人ガ自分デ宇宙人言ワンヤロ!」
B:「デモワイラ、自分ラヲロボット言ウデ?」
A:「ソレトハチャウ!」
B:「ジャ、モウ1回宇宙人行キマス。『この惑星の住民は、常に忙しい。全く。何という世知辛さだ』『このろくでもない素晴らしい世界』」
A:「宇宙人ジョーンズカイ!勝手ニ使タラ、作者ガジョーンズはんニ怒ラレテマウ!モウ宇宙人ハエエネン!」
B:「イヤイヤ、最後ニモ1回ヤラセテ。今度ハチャントシタネタデンネン」
A:「ホンマカ?ホンマニ大丈夫か?」
B:「大丈夫。任セテクダサイ」
A:「分カッタ。ホナ、アト1回ヤデ?」
B:「『キュルキュルキュル、ピーピピーピー』『バッテリー切れ!?……すいません。充電させてもらえませんか?……と、こいつが申しております』『ピ!?』」
A:「スターウォーズのワイラより高性能ナ奴ラヤナイカイ!」
B:「充電サセテクダサイ」
A:「オ前モバッテリー切レカイ!……ドモッ、アリガトウゴザイマシター」
B:「アリガトウゴザイマシター」
アルエット:「アー、クソツマンナイ」
萌:「アル、喋り方が移ってる」
アルエット:「おっと!……後でおしおきだね」
ホールのバックヤードで、今のロボット漫才を見ていた8号機のアルエットと妖精型ロイドの萌。
井辺:「お疲れさまです」
萌:「井辺さん!」
アルエット:「プロデューサー。やっぱ、テロロボットに漫才は無理があるんじゃない?」
井辺:「ほんの前座ですから。メインはうちのMEGAbyteです」
萌:「最近、LilyがMEIKOさんとロックユニット組んでいたけど、元の鞘に収まるんだね」
井辺:「別に喧嘩別れしたわけじゃないですよ。あくまで、可能性にチャレンジしてみたまでです」
アルエット:「で、私と萌がバックダンサーだって?」
井辺:「ボーカロイド以外のロイドには、歌唱機能は付いていません。ですが、ダンスならマルチタイプでもできると思うのです」
アルエット:「そりゃあね。お姉ちゃん達も呼べば良かったのに」
井辺:「週末はメイドとしての用途が優先されていますから。それに、あの方達はこの科学館のロボットやロイド達からしてみれば女王様です。萎縮してしまって、十分な機能を発揮できなくなるでしょう」
アルエット:「まあ、それはあるかも」
萌:「エミリーさんが女帝で、シンディさんは女王様だね」
アルエット:「2人に鞭持たせたら、どっちもS女王だよ。にひひ」
と、そこへアルエットに通信回線が繋がる。
シンディ:「こらぁ!聞こえてるわよ!アルエット!」
アルエット:「ごっ、ごめんなさい!」
エミリー:「お前は私達のフルモデルチェンジとはいえ、分類上は同じマルチタイプなんだから、そこの所を忘れないように。分かったか?」
アルエット:「はいっ!」
井辺:(分類上は同じマルチタイプ……)
井辺はつい、幼い体ながらSM女王のコスプレをして鞭を持つアルエットの姿を想像してしまった。
井辺:(はっ、いかん!)
萌:「井辺さん、どうしたの?」
井辺:「な、何でもありません!」
結月ゆかり:「プロデューサーさん、準備できました」
未夢:「いつでもOKですわー」
Lily:「この2人と組んでもロックな所、見せてあげますよ」
井辺:「はい。まもなく時間です。スタンバイ、お願いします」
アルエット:「ところでお姉ちゃん、お家にいないの?……ふーん……」
井辺:「どうしました?」
アルエット:「社長さん達、この雨の中、お出かけしてるみたいよ」
井辺:「社長は今日1日オフです。それに、この雨では本社役員の人達に付いてゴルフとかもできないでしょう。ご家族で、どこかへ出かけられても不思議ではありません」
アルエット:「ここに来ればいいのに」
Lily:「アルエット、うるさい」
未夢:「スタンバイ中なんだから、静かにしましょうね」
アルエット:「ぶー」(*´з`)
MC:「皆様、大変長らくお待たせ致しました。これより、敷島エージェンシーよりお招き致しました期待のボーカロイドユニット、MEGAbyteの皆さんによるミニライブを開催致します!」
井辺:「お願いします!」
井辺の合図でイントロダクションと共にステージに駆け出す3人。
ダンサー役のアルエットと萌は、後で出る。
井辺:(よしよし。順調ですね)
井辺はボーカロイド達の様子を見ながら、進行表を確認していた。
井辺:(アルエットさんと萌の掛け合いトークも受けそうです)
最初は殆ど売れなかったMEGAbyte。
しかし、今ではミニライブにおいては満席になるほどの人気を取ることができるようになっていた。