おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は平成25年6月に中小企業海外展開支援関係機関連絡会議により作成された「海外展開成功のためのリスク事例集」の24ページ「事例 № 35 取引先の倒産」を見ましたが、今日は24ページ「事例 № 36 取引先と連絡不通」をみます。

契約もせず発注書の通り高級建材用木材を輸出したが代金が支払われない 、という事例です。
このような事態に対して、本事例集は、以下のように記載しています。
この様な問題が発生した場合、解決の拠りどころとなる第一義的なものが契約書ですが、契約書がなければ裁判等で戦うこともできません。
大体、何度か取引して誠意あるように見せかけ安心させるのが、悪事を働く輸入業者の常とう手段です。
日本人は最初から「信頼」を基本にビジネスを開始しますが、これは国際的には非常識です。
国際貿易では、相手は信頼できないという前提に立って騙されない様にビジネスを組み立てる必要がある、とあります。
このような事例を見るとレベルが低く感じますが、国際見本市で出会い、熱烈なラブコールを受けると契約の話が言いづらくなることがあります!契約書がないと裁判も起こせない、相手は信頼できないと考える、性悪説な自分がもう一人いないといけないわけですね!
昨日は平成25年6月に中小企業海外展開支援関係機関連絡会議により作成された「海外展開成功のためのリスク事例集」の24ページ「事例 № 35 取引先の倒産」を見ましたが、今日は24ページ「事例 № 36 取引先と連絡不通」をみます。

契約もせず発注書の通り高級建材用木材を輸出したが代金が支払われない 、という事例です。
このような事態に対して、本事例集は、以下のように記載しています。
この様な問題が発生した場合、解決の拠りどころとなる第一義的なものが契約書ですが、契約書がなければ裁判等で戦うこともできません。
大体、何度か取引して誠意あるように見せかけ安心させるのが、悪事を働く輸入業者の常とう手段です。
日本人は最初から「信頼」を基本にビジネスを開始しますが、これは国際的には非常識です。
国際貿易では、相手は信頼できないという前提に立って騙されない様にビジネスを組み立てる必要がある、とあります。
このような事例を見るとレベルが低く感じますが、国際見本市で出会い、熱烈なラブコールを受けると契約の話が言いづらくなることがあります!契約書がないと裁判も起こせない、相手は信頼できないと考える、性悪説な自分がもう一人いないといけないわけですね!