おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は中小企業白書(2014年版)の193ページ「第3-2-13図 起業を意識したきっかけ」をみましたが、今日は196ページ「第3-2-14図 起業を志した理由」をみます。
下図により、起業を志した理由を見ると、全般的に、「自分の裁量で仕事がしたいから」、「年齢に関係なく働くことができるから」、「仕事を通じて自己実現を図るため」と回答する割合が高い一方で、「就職先がないため」、「職場の賃金が不満だったため」と回答する割合は低いことが分かります。
また、女性起業家の特徴として、「性別に関係なく働くことができるから」、「趣味や特技を活かすため」、「家族や子育て、介護をしながら働けるため」を選択する割合が高く、昔の職務経験や趣味を通して培った技能を活かして、家事と両立しながら起業する傾向が見えきます。
白書は、この結果について、我が国においては、現状の就労環境への不満を理由とする消極的な起業に比べて、裁量労働や自己実現といった積極的な理由により起業を志す割合が高いことが分かる、としています。
いずれにしても、「職場の見通しが暗い」、「職場の賃金が不満だった」、「就職先がない」というマイナスな理由からの出発しているのであれば、気持ちを前向きに変えなくてはなりませんね。
昨日は中小企業白書(2014年版)の193ページ「第3-2-13図 起業を意識したきっかけ」をみましたが、今日は196ページ「第3-2-14図 起業を志した理由」をみます。
下図により、起業を志した理由を見ると、全般的に、「自分の裁量で仕事がしたいから」、「年齢に関係なく働くことができるから」、「仕事を通じて自己実現を図るため」と回答する割合が高い一方で、「就職先がないため」、「職場の賃金が不満だったため」と回答する割合は低いことが分かります。
また、女性起業家の特徴として、「性別に関係なく働くことができるから」、「趣味や特技を活かすため」、「家族や子育て、介護をしながら働けるため」を選択する割合が高く、昔の職務経験や趣味を通して培った技能を活かして、家事と両立しながら起業する傾向が見えきます。
白書は、この結果について、我が国においては、現状の就労環境への不満を理由とする消極的な起業に比べて、裁量労働や自己実現といった積極的な理由により起業を志す割合が高いことが分かる、としています。
いずれにしても、「職場の見通しが暗い」、「職場の賃金が不満だった」、「就職先がない」というマイナスな理由からの出発しているのであれば、気持ちを前向きに変えなくてはなりませんね。