おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は中小企業白書(2014年版)の175ページ「第3-1-30図 販路開拓を行う際の課題」をみましたが、今日は181ページ「第3-2-1図 起業の担い手」をみます。
下図により、起業希望者を見ると、1997年以降、減少傾向にあり、2007年及び2012年に激減していますが、その一方で、起業家数は大きく変化しておらず、1979年から2012年にかけて緩やかな減少傾向にはあるものの、毎年20万人から30万人の起業家が一貫して誕生していることが分かります。
こうした状況について白書は、起業希望者の減少は「起業大国」を目指す我が国にとって看過しがたい事実であり、早急な対策が求められる。
起業希望者は大きく減少する一方で、起業家数は起業希望者ほど大きく減少していない。この事実にこそ、起業分野で行政が何をすべきかの方向性が隠されていると考えられる、としています。
ということで、この第2章「起業・創業―新たな担い手の創出―」では、起業の担い手の推移を概観した後、起業分野、自営業主の所得を見ていきます。
昨日は中小企業白書(2014年版)の175ページ「第3-1-30図 販路開拓を行う際の課題」をみましたが、今日は181ページ「第3-2-1図 起業の担い手」をみます。
下図により、起業希望者を見ると、1997年以降、減少傾向にあり、2007年及び2012年に激減していますが、その一方で、起業家数は大きく変化しておらず、1979年から2012年にかけて緩やかな減少傾向にはあるものの、毎年20万人から30万人の起業家が一貫して誕生していることが分かります。
こうした状況について白書は、起業希望者の減少は「起業大国」を目指す我が国にとって看過しがたい事実であり、早急な対策が求められる。
起業希望者は大きく減少する一方で、起業家数は起業希望者ほど大きく減少していない。この事実にこそ、起業分野で行政が何をすべきかの方向性が隠されていると考えられる、としています。
ということで、この第2章「起業・創業―新たな担い手の創出―」では、起業の担い手の推移を概観した後、起業分野、自営業主の所得を見ていきます。