人生初めてのインフルエンザにかかってしまい、人生初めての39度台(過去、破傷風の時38.9度)の熱が出ました。38度超えた時点で病院に行って見て貰い、綿棒の親分見たいのを鼻の奥にズボッと入れて10分くらいでインフルエンザか?何型か?直ぐ分かります。「インフルエンザA型」でした。インフルエンザ自体の薬は「イナビル吸入粉末剤」と言うのを2本口から吸い込むという簡単な薬で、しかも1回で完了。難点は薬が容器に残りやすい為、殆ど医療関係者のもと残さないように数回吸引するそうですが、オイラが行った薬局では若い兄ちゃんがお薬手帳の提示も求めて来ないし、そんなだから吸引も帰ってから自分んでやりました。今度からこの薬局はやめよう。
「これでもうウィルスはドンドン死んでいって時期に熱も治まって来るだろう。なんでも早目が良いよね!」って思っていたら違うんですね、少なくともオイラは。
治まるどころか維持さえ出来ず、このあとグングン熱が上がり先に書いたように初めて「39.3度」の熱が出ました。「おぉーこれが39度台の熱か」と思いましたがあんまり大した事がないので普通に晩飯食べてTV見てたんですが、「39度を超えると脳がヤバいかも!?」と思ったのでチョッと調べてみる事にしました。
★38.5度を超えるとウイルスは死に始め、同時にマクロファージ(白血球の1種)の活性化が数倍に跳ね上がりウイルスをドンドン食べてくれます。「脳」への影響ですが、お子さんがいる方なら誰でも一度は調べた事があると思いますが、41度を超えて数時間以上だと危ないそうです。大人の場合は40度で数時間たつと脳症発症の引き金となる、と書いてありました。ちなみにガン細胞は39度を超えると動きが止まり、43度で死に始めるためそれを利用した「温熱療法」と言うのがあります(細かい値は研究によって多少前後します)。
と言う事で処方された「アセトアミノフェン系の解熱剤・カロナール」を飲みます。病院に行く前に家庭に良くある「バファリン」を飲みがちですが、絶対にダメです特にお子様は。インフルエンザの場合「アセトアミノフェン系」は良いけど、アスピリン(アセチルサリチル酸)系(バファリンなど)、ジクロフェナクナトリウム系(ロキソニンなど)、メフェナム酸系(ポンタールなど)はインフルエンザ脳症やライ症候群が多く発生しているからです。ただバファリンにはアセト系もあり、特に子供用のは最近アセト系になっているようですが、必ず確認してください!
他にも汗を沢山出せるようにと「漢方の麻黄湯」も処方されていたんですが、オイラには効きません。ただカロナールは飲むと直に汗が吹き出し体温が1度ほど下がってくれて重宝しました。そのタイミングで「アイス枕」をして寝ましたが、寒くてブルブル(笑)。布団をしっかりかけて何とか寝ました。
他にも抗生物質が2種処方されてたんですが、その一つ「クラリスロマイシン」の場合、インフルエンザの薬と一緒に摂取するとウイルスの増殖が抑制される粘膜免疫増強作用が。しかも抗ウイルス薬として働き「翌シーズンの再感染率(インフルエンザにかかる)が下がる」と言うデータも見つけたので寝る前に飲みました。ただオイラの場合、抗生物質を飲むと水下痢になるので、もう一種の「カルボシステイン」は最初から飲まないようにしました。それでも「クラリスロマイシン」2回飲んだだけで3日目の便がかなりの下痢。この日以降、抗生物質やめました。
結局1週間ほどで完治したんですが後遺症と言うか、体へのダメージが意外と残り、今も疲労感が抜けません。年取った証拠です(笑)。
これがブログ2回休んでいる間に起きたオイラの体験でした。TVは見れてもブログが書けるほど頭は回らず、今日久々の投稿も、休み休み昼頃から書いて今やっと完成となりました。菌を撒き散らす期間が過ぎたとはいえ頭を使うにはまだ早かったのか、今「ぼぉ~」としています。
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