今シーズンも「外来種のカエル調査・捕獲」を行っているんですが、そろそろ季節柄、在来種のヤエヤマアオガエル(アオガエル科)が良く来ちゃうようになって困ってしまいます。乗っかっているのは装置の充電源となるソーラーパネルの上です。交尾(抱接)中は先日も書いたようにもっと濃い体色ですが、この時はキレイなライムグリーンでした。指が可愛い (^^)/。眼も本当は「黒目の真ん丸まなこ」だったんですが、ライトを当てたらだんだん細くなってしまいました。この時はまだ良い方です。
アオガエルは秋冬に交尾すると良く書いてありますが、オイラは調査でほぼ一年中交尾(産卵)を確認しています。だからシロアゴガエルの産卵の季節(春夏)でも混じってる可能性がないとはいえません。慣れてくると卵の大きさでだいたい見分けられますが、アオの卵が小さい時もあるので絶対は無いのです(卵塊の色は産卵後の日数によって変わるのであてになりません)。だからトラップの桶の中に卵塊があると取り出して別の容器に移し、お玉を確認してから駆除するか逃がすか決めます。
日数が開いてアオと多種のお玉が孵ってた時は大変です! 識別が出来るようになるまである程度大きくなるのを待って、一匹一匹選り分けるのです(>_<)。面倒臭いけど人間の都合で置いたトラップなので、ちゃんとやらないとね。
この日は同じ場所に2階建てで卵塊がありました。余程ここの条件が良いのでしょうか?人気物件ですね(笑)。この時も卵塊を壊さないように上手く取って、別の場所に移動させました。
★夜のウンチク、
地球には約7000種のカエルがいるそうですが、その殆どの交尾の体位は「抱接」と言うタイプです。他にも6種類あるようなので、全部で7種類ある事になります。詳しくはナショジオにそういう記事があるのでそちらをご覧下さい(ナショジオのリンクには許可を取らないといけないので、カエルの交尾に「7番目の体位」発見で検索して見て下さい)。
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