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「絶望の隣は希望です!」やなせたかし

2012年08月27日 | 読書は心のお風呂


「絶望の隣は希望です!」やなせたかし

人生は満員電車だと言われる、やなせたかしさん。
我慢して乗っていると次々と人が降りていって、いつの間にか席が空いて座れる。
御年93歳。
人生とはそういうものだそうです。

やなせさんといえば、アンパンマンの作者。

なんとアンパンマンがアニメ化されヒットしたのは、やなせさんが69歳の時。
アンパンマンが登場して、15年後の話。

つまり60歳代後半まで、迷い続けていたことになる。
と考えると、30,40歳で迷いがあるなんて当たり前、人生がうまくいっていないとしたら当たり前ということになる。

そう思うと肩の力が抜けます。


アンパンマンのテーマソングに
♪なんのために 生まれ なにをして 生きる
こたえられないなんて そんなのはいやだ!

なんて、鮮烈な歌詞がある。

なぜ、このような難しく哲学的な歌詞にしたのかという問いに対して、

大人たちはよく、「○○でちゅ」と赤ちゃん言葉で話しかけたりするが、そんな必要はない。小さな子どもは言葉で言えないだけで、ちゃんと感じることはできるのだから、こちらがレベルを下げる必要はない。
大人が自分の思っていることをきちんと伝えれば、子どもにはその精神的な部分は通じるのです。だから、子どもに合わせてやさしい言葉にする必要なんかない。
歌っているうちに、その子どもの心に自然と浸透して、やがて大きくなったときに分かる時が必ず来ると信じたいのです。

と、やなせさんは、述べています。

このことは、子育てをしていると、なるほどぉと思い当たります。
保育園の先生は、そんな言葉分からないだろうというような難しい言葉で、子どもに話しかけています。
でも、いつのまにか、子どもはその言葉を使っているのです。


アンパンマンソングができて、24年。

♪なんのために 生まれ なにをして 生きる
こたえられないなんて そんなのはいやだ!

♪なにが君のしあわせ なにをして よろこぶ
わからないまま おわる そんなのはいやだ!

という歌詞を、無意識のうちに体に刻み込まれた世代が、社会に出てきている。
ニートやひきこもりが代名詞のように20歳代は言われたりもするが、
その反面、目的意識の高い若者もたくさんいるのではないかと思う。


何のために生きているのか?やなせたかしさんがたどり着いたその命題の答え。
それは、人を喜ばせるため。
そして人を喜ばせていれば、自然と報酬がついてくる。


何でそんなことするのですか?
なぜその仕事をするのですか?
と聞かれたら、人を、◯○さんを喜ばせるためと、答えることにしよう。



人生=満員電車。
自分の人生の終着駅まで乗り続けていきたい。


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1 コメント

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Unknown (つちぃ)
2012-09-02 02:40:46
阿野さん、変わったね(*^^*)
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