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人には長所と長所しかない

2013年03月26日 | FP的日常
私が尊敬して、お付き合いさせていただいている鴨頭嘉人さんのメルマガを一部を抜粋し、紹介します。


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2013年1月6日鴨メールより


僕はけっこう才能に溢れる人なんです。(自分で言っちゃいますよ〜笑)

そのすごい才能の1つに「道を間違える能力がすごく高い」っていうのがあるんです。
道を歩いていると、左右どっちに行こうって2択になることありますよね。
普通に考えたら、間違える確率って何%だと思いますか?50%ですよね。
でも、僕は94%の確立で間違えるっていう才能を持ってるんです(笑)


でもでも、そのおかげで良い事があるんですっ。
これは、マクドナルドで働いてたときの事なんですけど、僕は当時、全国でアルバイトスタッフのスカウトの仕事をやっていました。
それは、自分たちの仲間を採用するためのスカウトの6ステップというコンテンツのセミナーをやって、実際現場でスカウトして成功体験を作るっていう内容で全国各地のオーナーさんからオファーがきたらやっていました。



そのときは、岩手県盛岡のフランチャイズオーナーさんからオファーがあって、スカウトの講座をやる前にオーナーさんと一緒にランチをすることになっていました。
お昼前に盛岡駅に着いて、待ち合わせの場所にテクテク歩いていて、徒歩5分くらいだと聞いていたんですが、10分くらい経っても辿り着かないんです。
歩いていると大きな橋があって、その橋を渡っているときに電話がかかって、「鴨頭さん、今どこにいますか?」って聞かれたので、「今、こういう建物が見えます。」って答えたら、見事に「それ反対です」って言われたんです(笑)
そしたら僕は、「うわー、よかったですー!」って言ったんです。

相手の人は意味が分からないですよね。「良かったってどういうことですか?すみません、こちらの案内が悪くって、、」相手がそうやって聴くのは当然ですよねっ。これには理由があります。その時…道を間違えた時に、僕が歩いていた橋その橋の名前は「幸せ橋」だったんです。


実は、そのとき、理由は忘れましたが…かみさんとプチケンカというか雰囲気が悪くなっていたんです。
そんな状況のときにその橋を見たときに「これだ!」と思って、写メとってかみさんに送ったんです。
「見つけちゃった、幸せ橋。」そんな風に写メを送ったら「よかったね(ハートマーク」)ってかみさんから返ってきて、すごく嬉しい気持ちになっていたんです。
そのときに訪問先から連絡があったので、幸せいっぱいに電話で話したっていうわけなんです。



待ち合わせには遅れたんですけど、僕はニコニコして向かいました。
そして、そのオーナーさんに「遅刻しちゃってすみませんでしたっ。」ってニコニコ顔で言ったらそのオーナーさんは、電話の会話も聞いていたみたいで、「鴨頭さん、すごいね。普通は、道間違えたら機嫌悪くなったり、怒ったり、疲れたぁって言うのに。笑顔っていうのはすごいね。」って言ってくれたんです。ありがたいですね。

「僕は、時間を効率よくとか無駄がないってことが昔はいいと思ってました。でも、最近は無駄とか余計な事とかっていうのが実は生きてて一番大事で豊かに感じる瞬間なんじゃないかなって思ってるんです。」


って言った瞬間にそのフランチャイズオーナーは「あぁ、もうこれだけで来てもらって良かったよ」って言ってくれました。

当時、僕が働いていたマクドナルドの最重要項目は時間なんです。客単価がそんなに高くなくて、1ヶ月のお客様の来店者数が6万人とか7万人っていう世界で働いていると普段の日常まで「時間の無駄をしない生き方がよい生き方だ」という勘違いをしてしまうみたいで、僕自身もどんどん日常も効率重視になってしまっていました。


でも…スカウトっていう「人と向き合う仕事」ばかりをやるようになって感覚が変わったんですね

普段お客様と接する時っていうのは1秒でも短く接客するっていうのをやってきたのですが、スカウトのときは真逆で「どれだけ長くお客様と時間を共有するか」なんです。
何故かっていうと…お客様じゃなくて仲間になって欲しいっていう想いを共有する活動だから。


一緒にやっていこうと思ってるときに大切なのは効率性じゃないんですよね。


それが分かってから、人と人がつながろうとするために大切なのは「無駄な時間なんだっ、むしろ、無駄な時間こそが豊かさなんじゃないか」って思うようになりました。

昔は道を間違えたら、損したと思っていましたし、疲れたと思っていたけど、そう感じられるようになってからは、道を間違える才能は、すばらしい才能なんだって思うようになりました。
それに友達とか仲間と一緒に歩いたりしても感謝できるようになったんです。


「やばい、1人じゃ辿り着けない。よかった、、彼がいて。よかった、彼女がいて。」っていう風に。


自分の欠けている所こそが「人とつながれる要因」になってると思うと、間違える能力、忘れる能力、あわてる能力その全部が、「人とつながるために授かった才能」なんだなぁって思って。

最近は…人は長所と欠点があるって、みんな思い込んでるけど、それはウソだって思ってます。

人には、「長所と長所しかない」んです。


だって、欠けてる事によって「人と出会いたくなる」わけですから。
だから…持ってるものはすべて才能。

思いを伝える能力が高いことも才能だけど、道を間違えることも才能。お金の勘定できないことも才能。



だって、お金の勘定みんなできちゃったら経理の人と出会えないですよねっ。だから、自分が持ってる才能とかみんなノートに書いて見るといいですよね。長所と短所を書いてみて…それが全部才能だって気づけると最高です。



こんな人と出会えたとか、こんな出来事が起きたって感じるようになると、人間は長所と長所しかなくて才能と才能の集合体が人間なんだって気づけるんじゃないでしょうか。
僕自身、その考え方が身についてから誰と会っても楽しいです。自分のことも承認できるし、自分と違う人のことも承認できるし。

会っただけで「有難いな〜」って思えるように少しずつなってきました。

人間には長所と長所しかない。

ぜひノートに書いてみてくださいね。何か役立てば嬉しいです。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございましたっ!!



原文http://kamogashira.com/?p=1411

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