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「自分を生んでくれた人」

2012年12月15日 | 読書は心のお風呂
「自分を生んでくれた人」内村周子

体操金メダリストの内村航平さんの母、内村周子さんの書です。

冒頭に子育て論の本ではありませんと書いてありますが、
子どもにどのように接してきたかが具体的に書かれているので、子育てをしている人にとってとても参考になると思います。

航平選手がキンメダリストになれた理由を尋ねられたとき
「ずっと好きなことをやらせてあげてた」
というのが、ひとつの答えだと思われたそうです。


やり続けさせるためには、親の辛抱と努力が必要です。
忙しんだから、ほら行くよ
と言いたくなることもあるでしょう。
でも、好奇心に目を輝かせる子どもを、じっと見守ることも大切なのです。

と書かれています。


内村周子さんの子育ての根幹にあるのは、
「ほめる」と「見守る」です。

苦手なことばかりにこだわるのではなく、得意なところをほめて伸ばす。
結果はいらない、ただ楽しくやってほしい。子どもが生きているだけで幸せという気持ちを忘れない。


子育てのルールにとらわれるのではなく、自分流で育児を楽しむことが大切だと書かれています。

後半の何気ない一節にこう書かれています。
「あのとき叱らなくて本当に良かった。待った甲斐があったと今思えます。叱っていたら、私は航平の安全基地になれなかったはずです。」

これって親が求めたようになって欲しいと期待するから、ついつい口走っちゃうんですよね。
親が求めたようにならないんですよ。
自分がそうであるように。。。


青木社長の言葉に、
「正しさより人間関係を優先する」
とあります。


家庭が家族にとっての安全基地になることを優先するという内村家の家族方針と一致しています。




内村航平さんには、妹さんがいらっしゃって。
妹さんも体操選手。
実は、お母さんはこの妹さんにどのように接していらっしゃるかが、本書の一番興味深いところです。


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