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『この世でいちばん大事な「カネ」の話』 西原理恵子

2019年06月30日 | 読書は心のお風呂

このタイトルすごくないですか?

「カネ」


ですよ。。。

普通、
「お金」
って付けません?


それくらい、この本は
きれいごとではないお金のリアルな部分が書かれています。


貧しい環境で生まれ育った西原理恵子さんの原点となっている
お金の感覚を強烈なインパクトで書き綴られています。
西原さんの他の書籍を読む前に、まずは、これから読んでほしいです。


それではさっそく、
第1章から引用しながら、進めます。

お金に余裕がないと、日常のささいなことが全部衝突のタネになる。
食べたり着たりどこかに行ったり、そういう生活のひとつひとつのことにぜんぶお金が関わってくるからね。
それも何十万って話じゃない。何千円の話で激しい衝突が避けられない。
たったそれっぽっちの金額でののしりあう、この情けなさが、わかる?


家の中も外もシャレにならない。
どのくらいシャレにならなかったか?




窓ガラスがない
お金がないから修理できない。まるで戦場の写真のよう。。。

これって想像できますか?
日本ですよ。


お金がないことに追い詰められると、人は人でなくなっていく。
最後には命さえ落としてしまうことがある。
貧しさが、そうやってすべてをのみこんでしまうことがある。


最終章の5章にはこんな風に書いてあります。

お金には、そうやって家族を、嵐から守ってあげる力もあるんだよ。
いざというとき、大切な誰かを安心な場所にいさせてあげたい。
そう思うなら、働きなさい。
働いて、お金を稼ぎなさい。
そうして強くなりなさい。
それが、大人になるっていうことなんだと思う。






貧しくって、かなしい出来事をたくさん見てきた子供時代のあの場所から、わたしも、とうとう、そう思える場所までたどりついた。


覚えといて。
どんなときでも、働くこと、働き続けることが「希望」になるってことを。



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