あなたの未来をわくわくハッピーに~長崎在住の保険系ファイナンシャルプランナー~

あなたの心とお金と健康を満たして、わくわくハッピーな未来を創造するお手伝いをします。

「2022-これから10年、活躍できる人の条件」神田昌典

2013年07月15日 | 読書は心のお風呂


2012年2月に出版された神田昌典さんの「2022-これから10年、活躍できる人の条件」を読みました。

今さら?ですが、今頃です。


評判通り面白い本です。
この10年で時代、価値観が変わるという。
であれば、その変化後を見据えてどうこの10年を生きるか?これを問うている著です。


70年周期で歴史が繰り返されているという観点でみると、
70年前は、太平洋戦争終結、140年前は、明治維新終結にあたる。
時代が変わる時には、突如として
・英雄が戦犯になる
・出世街道にいた人たちが、職を失う
・輝いていた職業が、軽蔑されるようになる

現在の価値観で評価されようと頑張れば頑張るほど、2015年になったとたんあなたの評価は地におちるという。

2015年には、私たちには、何もないことを知ることになる。
いったい何がないのか?
おそらく人間の心について、そして人間の可能性について、何も知らなかったことに、初めて気づくのだろうと思う。

今後10年間のキーワードは、破壊と創造。
危機の時代の乗り越え方は、70年前は戦争、140年前は祭り。
では、2015年は?

子どもに生きる力を教えたいから、経済予測の仕方を教えなさい・・・



それは、

人口ピラミッド。


引用:http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/8220.html


アメリカ3億人
EU5億人
AU(アジア・ユニティ)20億人
日本に引き籠るか?アジア人として活躍するか?
子どもにできることは?


2024年に会社はなくなる!?
会社で働くという当たり前の生活が存続するという前提すら疑ってかかるべき時に来ている。
別の言葉で言えば、資本主義のカタチが2024年に終わる。

ピータードラッカーは、「ネクスト・ソサイエティ」(2002年出版)で、NPOが社会の中核的組織になっていくと予言していた。
いままでビジネスにおいては、社会性と収益性は矛盾すると思われてきた。「社会に良いことをやっても、なかなか儲からない」がビジネスの常識だったのに対し、「社会に良いことをしなければ、儲からない」に変わってきた。
これは、まさに肌で実感するところです。

会社という存在が消えてなくなるというよりも、「器」にとらわれない社会が始まると言ってもいい。
国境を越え、「器」にとらわれず、柔軟につがり合うネットワークを形成していく。


息子に伝えるアドバイス
1、 海外留学。英語、中国語。
 つべこべ言うな!!20代を過ぎると他に学ぶことがたくさん出てくる。
2、 ボランティア体験
 ボランティアは新しい世界の扉を開くパワースポット
3、 優秀な人材があつまる場所の空気を吸え。
 有能な人と同じ空気が吸える日が一瞬でもあれば、大きくセルフイメージを引き上げる。


イン・フォメーションからエクス・フォメーションへ。
これまでは、世の中から求められている自分をつってきたのに対し、自分が求めている背の中を創っていく。
シンプルにいえば、検索できない答えに価値がある。

・TED(世界に伝える価値あるアイデアを集積)
・読書会
・独立起業から共立起業へ

孔子曰く
「40にして惑わず」
は、歳がらか良く聞く。
では、50は何か?




「50にして天命を知る」


逆説的に言えば、40歳まで惑ったって、いいよ。
50歳までは自分のために生きたって、いいよ。

50歳でライフワークに出会えれば最高。

本当に熱中できる仕事に、リスクはない。
それが、ライフワークに出会えた瞬間なのだ。


2022年が楽しみになってきた。
この10年をどう生きるか?