あなたの未来をわくわくハッピーに~長崎在住の保険系ファイナンシャルプランナー~

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損保試験合格率低下

2007年12月29日 | FP的保険
今朝の新聞に「損保試験 合格率が低下」とあった。

昨今の保険業界の不祥事以降いろいろな取り組みがされている。

そのひとつに試験の難易度を上げた。
これまでの保険業界の試験は、受ければ受かるといったレベルのもので、こんなレベルでいいのかなと疑問はあった。
だからこそ、自分はFP資格の取得を目指した。


それはそれとして、
どの業界でもそうだろうけど、メーカーは何でも販売代理店の責任にしようとする感がある。


保険金不払いの問題については、確かに代理店、担当者の把握不足もあるかもしれない。
でも、支払いを担当するメーカー部署に大いなる問題がある。

しかし、支払い部署のレベルが高まれば問題が解決されるのかといえば、そうではないことも内側から見ればわかる。
支払い部署、営業部署、商品開発部が連携していないことが原因。

開発者は、どんどん新しい補償を開発し、
営業部は、新しく出てきた商品、売りたい商品をとにかく売るのみ、
そして、支払い部署はそれに追いつけない。
このサイクルの繰り返し。

販売代理店は、この全てを把握しないといけないしくみ。
体がバリバリ動いて、頭もサエている時期はいいが、ちょっと押し付け過ぎである。


一番の原因は、金融庁指導の下、ガチガチに管理された業界の仕組みにある。
メーカーはお客さんを見ていない。見ているのはオカミのほうだけだ。



ま、なんでも下の販売代理店に押し付ける制度を嘆いても、メーカーに注文をつけてもしかたがない。

私達の仕事は、お客様を経済的に守ること。
そのためには、「真に独立した代理店(Independent Agency)」になるしかない。


これからも、それをひたすら目指すことを誓います。