東京オープンに向けての準備について。
減量は昨年七月に始めましたが当初は大会出場のためではなく、夕飯にご飯を二杯弱食べると胃がもたれる事が多く、その割に体重が増えないのに業を煮やして、それならいっそご飯の量を減らそうと思ったからです。ご飯を一杯半弱にしました。
体重は7月23日に73.2kg。9月から10月は72.2kg~72.6kgを行き来していました。夕飯のご飯の量ではこれが限界だと思い、トレーニング後に食べていたあんパンを森永ガトーショコラのような小型のお菓子に変更。10月25日に72.0kg。毎年正月には体重が減りますが、今年は1月8日に71.0kgになっていました。春頃からはお菓子を止め、コンビニなどで売っているサラダチキン半分に変えました。体重は4月2日に70.6kg、5月25日に69.4kg。
大会一ヶ月前からは昼食をコンビニのサンドイッチ1パック+菓子パンから鶏胸肉150~200gと生野菜かボイル野菜とロールパン1~2個に。体重は6月10日に69.0kg。大会二週間前からは夕飯のご飯の量をさらに少し減らしました。6月22日に68.0kg。大会三日前から炭水化物の量を元に戻しましたが、大会当日に最も軽くなり67.2kg。
体脂肪率は自宅の体重計では3%減りました。数値は当てにしていません。
次に着手したのがポージングのレッスンです。大塚で西本さんのトレーニングのレッスンやご自分でトレーニングをされるところを見ていたので、習うとしたら西本さんと決めていました。いざとなると敷居が高かったのですが、八月下旬に申し込み、九月初旬からおおよそ三週間に一度のペースで規定ポーズから習い始めました。フリーポーズの練習を始めたのは三月頃から。僕は動作の習得が異常に苦手なのでかなり早くから始めました。また例年だと東京オープンはゴールデンウイークの終盤に開催されるので、今年もそうだと思っていました。日程が発表された時はさすがに準備に取り掛かるのが早過ぎたかな?と思いました。
自宅では風呂に入る前に規定ポーズを一通り練習し、フリーポーズは休日に練習しました。大きな鏡を用意した方がよいと言われましたが、規定は上半身しか映らない小さな鏡で確認しながらやりました。フリーは最初スマホで撮影していましたが、自分で見てもきちんとポーズが取れているのか判断出来なかったので、注意点を思い出しながら、何も見ずにやっていました。練習方法はまずかったかもしれません。
曲は2009年にただ一度だけ大会を観戦した後、自分だったらどの曲にするか、と考えて最初に思い浮かんだチャイコフスキーのピアノ協奏曲第一番。他にも幾つか候補はありましたが、初志貫徹となりました。
大変だったのが振り付け。動作を覚えるのが非常に苦手なので規定ポーズを組合せて少し違うポーズを組み合わせた簡単なものにしました。初めてなので大まかな流れの組み立ても、気に入ったフリーポーズを見てある程度コピーした方がよいと言われたので、マスターズの選手の物を中心にYouTubeで色々見て、入れようと思ったポーズを紙に書いて作っていきました。お手本にさせて頂いた方が審査員に入っていたので気まずくはありましたが、真似の出来ないポーズは削り単純化したので、原型を留めていなかったと思います。
その次は、そんな事を気にするのかと驚かれそうですが髪型。去年の春まで長年近所の床屋でカットをしていましたが、髪型が気に入らなくなりネットで見つけた美容室に通い始めましたが担当者がなかなか捕まらない。諦めて九月から池袋の美容室を二軒試しましたが満足出来ず。Hot Pepper Beautyのヘアカタログで見つけた原宿のウィルゴという美容室の橋元店長のスタイルが気に入り行ってみました。ヘアカタログのモデルは僕と全く違うタイプなので、形は違っていいのでイメージを近づけて欲しい、と頼んだら期待以上に気に入った仕上がりだったので、以来ここに通っています。数軒試さないと決まらないだろうと早めに動きましたが、髪型の問題はあっさり解決。
http://www.virgo-hair.com
髪型に続いてはポージングトランクス。普通は大会申込前後に手配すると思いますが、公認のポージングトランクスを扱っている三社のうち、色や素材が豊富なFitBeatさんは注文を受けてからの手作りで出来上がりに四週間程度かかります。シーズンが迫って忙しくなる時期を避けようと一月末にカラー見本を請求したところ、出来れば試着した方がよいと言われ、事務所に伺いました。ウエストのサイズからMサイズだと思っていましたが、履いてみるとSサイズの方がしっくりきました。二月末には出来上がり。色は大会を観戦した時から考えていたシルバー。大部分の人が黒を選びますが、僕は白髪とコントラストの強すぎる黒は避けました。
https://m.facebook.com/fitbeathoen/?locale2=ja_JP
大会三ヶ月前の三月末にタンニングを開始。焼けにくい方なので下地作りに時間をかけるつもりでした。自転車で行きやすい大山駅前のタンニングサロン ブロンズで。料金がリーズナブルでフロントの方も親切です。弱めのマシンで最短時間から始めましたが初回~二回目は肌が真っ赤になり、痒くてたまりませんでした。徐々に強いマシンに入り今では週二回60分焼いています。週三回通うのが難しかったので二回にしたため望んでいたほどの色にはなりませんでしたが、全出場者の中ほどくらいにはなっていたと思います。
http://www.j-bronze.jp/
最後に無駄毛処理。四月末に始めましたが初回は泣かされました。脚の毛が濃いのでまずハサミで適当に短くして、使い捨ての剃刀で剃ったのですが三時間ほど格闘しました。その割に剃り残しは多いは、あちこち血は滲むは。さらにタンニングをするので脚の皮膚がボロボロになった感じがします。アロエ入りのローションやクリームで出来るだけのケアはしました。
減量には苦しみませんでしたが、タンニングが一番面倒なうえ金がかかりました。カラーが認められるといいとつくづく思います。
フジトレーニングセンターで筋トレを始めてから、フジトレの閉鎖のためゴールドジムに移るまでが第一章、それから遂にボディビル大会に初出場するまでが第二章。大会に出場して新しいステージに入った、ということでブログのタイトルを変更しました。