サチコのときどきダイアリー

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「トルコ至宝展」の内覧会に行きました

2019年03月20日 | 
3月19日 20日から国立新美術館で始まる「トルコ至宝展 チューリップの宮殿トプカプの美」の開会式・内覧会・レセプションに行ってきました。


国立新美術館は初めてです。六本木からぶらぶら歩いていきました。


なんだか変わった建物ですね。4時に開会式が始まって、4時半から内覧。私、イスタンブルのトプカプ宮殿には何回となく行っていますが、初めて見る物もたくさんありました。とくに、トルコのシンボル「チューリップ」デザインのアイテムがたくさん見られて、チューリップ大好きな私としては、わくわくでした。

 

左は16世紀の偉大なスルタン、スレイマン壮麗王のカフタン。私は何回となく見ています。右は18歳の若さで殺害された17世紀のスルタン・オスマン2世のカフタン。


16世紀後半のイズニック・タイル。かわい~い! オスマン人が愛した花はチューリップ、カーネーション、バラ、ヒアシンス。

  

でも、私がオスマン美術でいちばん“好き”なのは、18世紀、19世紀の、繊細さの極み、かわいさの極みと言いたいお道具たちです。この2点、チューリップ・デザインの水ギセル。


19世紀の七宝の香炉です。なんとまあ、デコラティヴな! 国力は衰退してきても、アートは衰えるどころか・・・


明治時代からオスマン帝国と日本の皇室外交が始まり、日本からトルコに多くの美術品等が贈呈されましたが、それらが今回、日本にお里帰りしてきました。この有田焼の壺(19世紀?)もそのひとつ。 展覧会は5月20日まで開催です。



内覧の後はレセプション会場へ。トルコ民謡「ユスキュダル」が聞こえてきました。トルコから来た豪華な女性楽団です。


テーブルにはトルコ料理いろいろ、トルコ・スイーツもいろいろ。いろんな方に、お会いしました。学生のときから知ってる大使館の大森さんも、すっかりジェントルマンになって。


久しぶりに堀口ミツルさん・ミーナちゃん親子に会いました。ミーナちゃんとのツーショット、パパに撮っていただきましたけど・・・


帰りに、ずっしり重い図録いただきました。展示物の写真と解説、トプカプ宮殿やオスマン美術について、日本語、英語、トルコ語で書かれています。


ミュージアム・ショップで、チューリップ型の箱に入った、トルコ・ブルーのキャンディ買いました。気がつけば、開会式・展覧会・レセプションと立ちっぱなしだったので、脚が疲れたあ。

 

レセプションで、ちょこちょこいただいたので、晩ご飯は簡単に、お野菜とソーセージのトマト味煮込み。レセプションでお皿に残ってしまったバクラバ、持って帰って今夜のデザート。


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コメント
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