極東不動産の日記

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出張と大地震

2008-06-14 14:02:06 | 業務日誌

今日は、出張のため、福島駅発・8時37分の新幹線に乗車した。上野経由で、S市に向うためである。走行中、8時43分頃であろうか、急に車内が真っ暗になり、列車のスピードが落ちて来て、ゆっくりと停車した。廻りを見ると、列車の前部が、トンネルの中に、突っ込んでいる状態である。やがて、車内アナウンスが、何度もあり、宮城県北部で地震があったとのこと。郡山駅が、間近かだったので、駅まで、静かに走って停車した。仙台から北は、12時間の運転中止。以南は、12時30分(予想)まで、運転中止とのことで、運転開始まで、約5時間以上もあるので、残念ながら、出張を取りやめることにした。郡山駅では、切符の払い戻しなど、人、人でごったがえしている。                                  幸い高速バスは動いていたので、何とか帰社できた。帰ってから、早速、テレビを付けたところ、震度・マグニチュド6強の大地震に驚いた。刻々と地震による被害が、報道されている。私は、無事に何事もなく、早々と、帰れたことを良しとすべきか?

今年は、何という年であろう。 天災・人災、それも世界的な規模で起きている。これから、何か大きな事が、起きる前兆であろうか? それとも、思い上がった人間に対する天からの警告であろうか?


無差別殺傷事件

2008-06-13 17:04:04 | アート・文化

ここ一週間、毎日、テレビを付けても、新聞を開いても、異常な秋葉原での標記事件の報道が続いている。7人が死亡、10人が負傷という、悪夢の様な出来事が、現実に起きてしまった。現在の日本では、こうした異様な犯罪が、当たり前の様に起きている。私の様に、戦前の社会を知る者は、到底、理解できるものではない。新渡戸稲造の武士道や、小泉八雲が書いた日本人と、戦後の日本人は、如何にかけ離れた人種と、なってしまったのだろうか?

しかし、事件現場に設置された花壇には、毎日のように、献花したり、供物を上げて礼拝し、涙している多くの人々を見るにつけ、救われた思いの人は、私だけではないと思うが?

敗戦後63年も、経過しているのであるから、この辺で、戦後、全て、捨て去った戦前の伝統・文化・道徳・慣習等を、もう一度復活させ、健全な日本人の精神性を呼び戻さないと、民族の滅亡に繋がると思うこの頃である。


最近の景気

2008-06-11 18:35:05 | 業務日誌

今日は、加盟している業界の会合が、郡山市であった。会議が終わって、各地方の景気の話になった。今年は昨年と様相が、全く違うとの事である。殆どの地域が、売り上げ・三割減など良い方とのことに、ビックリさせられた。例えば、今まで、アパートを借りていて人も、遠距離通学・通勤など、当たり前らしい。当社の付近はビル街だが、ビルの解体が多い。今まで県庁など、道路からは見えないのが、解体=駐車場となり、風通しが良くなった。

これでは、景気が良くなる訳はない。おまけに、社会全体を覆う閉塞感が、日曜日の惨劇に繋がったのでしょうか?

○○地方は、観光資源もあり、福島では景気が良いと思っていたが、どうも、隣の芝生(他がよく見える)らしい。売り上げ・三分の一、経常利益・十分の一のようだ。日本全国の地方都市は、どこも同じらしい。東京一極集中が年々酷くなっていく。 政府も、強力なテコ入れが出来ないものか?


エベレスト登頂・その2

2008-06-09 18:23:00 | アート・文化

昨日、東京の秋葉原で、25歳の若者による史上まれにみる大量殺傷事件があり、社会を震撼させた。殆どの日本人は仰天したことだろう。

反面、同じ日本人で、しかも高齢者で、エベレスト登頂を遂げた三浦雄一郎氏の壮挙を、6月7日のブログで書いたが、再び、「その2」を書きたい。6月7日(産経新聞紙から引用した)の記事に「次は80歳で挑戦」との見出しで、登頂事情が載っている。「人間の体力は90歳になっても、トレーニングを積めば、大丈夫と感じた。次は80歳で、チベット側から挑戦したい」

「宇宙まで抜ける様な空と、眼下には、空を突き刺す様な高峰。神様の作った素晴らしいお庭を見せていただいた」「最後は疲労困憊、魂だけで登っていた。達成出来たのは、自分のプライドが最後まであったから」

「登れないのでは、という大きな不安を、超えられたことで、満足している。日本の若い人達も、もっとチャレンジして欲しい」と力強く語った。心臓に持病を持ち、8000mという高度での寒暖の差が、100度にもなる悪条件での成功には、心から崇高の念を禁じ得ない。

このような凄い日本人もいる。若い人だけでなく、我々も、彼を見習って、努力したいものだ。


絹の里川俣町

2008-06-08 18:08:22 | アート・文化

今日は、暫くぶりの休日である。昨日の新聞記事に誘われて、家内と、川俣町の風早ガーデンを訪れた。先週の日曜に、お祭りがあったとの事だが、山懐に抱かれて、咲くポピー・モッコウバラ・ムギセンノウ等何十種類あるか、数え切れないほど、一面のお花畑に堪能させられた。川俣ガーデニングの皆様が、丹精込めて生育しているとの事である。本当にご苦労様です。周囲の山々と調和して、一幅の絵を見るようでした。

帰りは、道の駅川俣(銘品館)で、牛乳・しゃもなどを購入?  シルクピアに寄った。おりもの展示館・からりこ館を観覧した。そこには、昔ながらの「はたおり機械」が展示され、古くからの伝統を今に至るまで、脈々と受け継がれている歴史があった。時代を超えて、先人の魂が、何かを、子孫に呼びかけていることに、気付かされているのは、私だけでは、ないような気がします?最後は、からくり館に寄ったところ、館長さんが、手織り機の実演を、家内に指導してくれて感激した。更に、糸偏に、まつわる漢字のお話をしてくれた。ここに紹介する。

①、紛争と戦争の違いについて--戦争は4~5年で終わるが、紛争のほうが長いとの事。何故か、E・E戦争のように、民族の血を流して、争うので、30~50年単位になり、戦争よりも長い。②、絆(きずな)とは、糸と糸の端を、お互い持ち合うことで、絆を深める。③、縁とは、動物が自分の縄張りに、関係の無いものを入れない、縁のあるものだけ入れるところから来ている?  ④、錦(糸偏でない)とは、金偏であるが、金と同等に交換できるほど、高価なものであったので金偏となった。寒さ、暑さを凌ぐ、織物としては最高級品である。故郷に錦を飾るなどと言う---。

要するに、織物が先にあって、後から漢字が出来たと言われる。        織物は、3000年の歴史があるそうな。館長さんが、懇切丁寧に説明してくれたが、記載の間違いは、お許しくださいませ。美しい自然と豊かな風土に、めぐまれた川俣町は、古くから「絹の里」として栄えてきた。伊達市にもこんな素晴らしい伝統のある町を自慢したい。