極東不動産の日記

福島市の賃貸ならアパマンショップ福島中央店、売買物件も豊富な福島市の極東不動産へ

絹の里川俣町

2008-06-08 18:08:22 | アート・文化

今日は、暫くぶりの休日である。昨日の新聞記事に誘われて、家内と、川俣町の風早ガーデンを訪れた。先週の日曜に、お祭りがあったとの事だが、山懐に抱かれて、咲くポピー・モッコウバラ・ムギセンノウ等何十種類あるか、数え切れないほど、一面のお花畑に堪能させられた。川俣ガーデニングの皆様が、丹精込めて生育しているとの事である。本当にご苦労様です。周囲の山々と調和して、一幅の絵を見るようでした。

帰りは、道の駅川俣(銘品館)で、牛乳・しゃもなどを購入?  シルクピアに寄った。おりもの展示館・からりこ館を観覧した。そこには、昔ながらの「はたおり機械」が展示され、古くからの伝統を今に至るまで、脈々と受け継がれている歴史があった。時代を超えて、先人の魂が、何かを、子孫に呼びかけていることに、気付かされているのは、私だけでは、ないような気がします?最後は、からくり館に寄ったところ、館長さんが、手織り機の実演を、家内に指導してくれて感激した。更に、糸偏に、まつわる漢字のお話をしてくれた。ここに紹介する。

①、紛争と戦争の違いについて--戦争は4~5年で終わるが、紛争のほうが長いとの事。何故か、E・E戦争のように、民族の血を流して、争うので、30~50年単位になり、戦争よりも長い。②、絆(きずな)とは、糸と糸の端を、お互い持ち合うことで、絆を深める。③、縁とは、動物が自分の縄張りに、関係の無いものを入れない、縁のあるものだけ入れるところから来ている?  ④、錦(糸偏でない)とは、金偏であるが、金と同等に交換できるほど、高価なものであったので金偏となった。寒さ、暑さを凌ぐ、織物としては最高級品である。故郷に錦を飾るなどと言う---。

要するに、織物が先にあって、後から漢字が出来たと言われる。        織物は、3000年の歴史があるそうな。館長さんが、懇切丁寧に説明してくれたが、記載の間違いは、お許しくださいませ。美しい自然と豊かな風土に、めぐまれた川俣町は、古くから「絹の里」として栄えてきた。伊達市にもこんな素晴らしい伝統のある町を自慢したい。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿