今日は、夕べの雪がうっすら積もり、気温も低めで、冬に逆戻りの一日でした。
宮笠製作工程撮影2日目。仕事を休んで、撮影に同行しました。今日は、セミ笠と呼ばれる飾りのついた笠の製作を撮影しました。
ご紹介するのは、セミ笠ではなく、紅白と呼ばれる笠の写真です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/01/f8bc1bfe2517c434c3834318ac44fd74.jpg)
まず、「イカダ」と呼ばれる編み方で、作業台に笠ヒデを並べて、縦横に組んでいきます。立の白っぽい笠ヒデはヒノキ、横の赤茶色のがイチイの笠ヒデです。編むときの基本は、3枚飛ばし(3枚くぐって3枚飛んでを繰り返す)で編むことです。編み目の模様のところは、1枚、3枚、5枚の順で飛ばす編み目の数を変えていきます。問坂さんは指先に目がついているかのように、目にも留まらぬ速さで編んでいかれます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/67/a2a759bb7a4e935a4fba0dcc93a2448d.jpg)
次に、「辻つくり」。平面だったイカダのヒデを立体になるように編んでいきます。笠ヒデを引いていくと、見る見る立体になっていくのが不思議な感じです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/51/00bc3dddd51a07599725368682424b20.jpg)
これで辻が完成!ヒノキとイチイの材の色の違いで、もう模様ができています。編んだ笠ヒデに隙間があかないように、頻繁に締めながら編んでいきます。そしてさらに、「中作り」「すそ作り」でヒデを足して大きく編んでいきます。 (つづく)
宮笠製作工程撮影2日目。仕事を休んで、撮影に同行しました。今日は、セミ笠と呼ばれる飾りのついた笠の製作を撮影しました。
ご紹介するのは、セミ笠ではなく、紅白と呼ばれる笠の写真です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/01/f8bc1bfe2517c434c3834318ac44fd74.jpg)
まず、「イカダ」と呼ばれる編み方で、作業台に笠ヒデを並べて、縦横に組んでいきます。立の白っぽい笠ヒデはヒノキ、横の赤茶色のがイチイの笠ヒデです。編むときの基本は、3枚飛ばし(3枚くぐって3枚飛んでを繰り返す)で編むことです。編み目の模様のところは、1枚、3枚、5枚の順で飛ばす編み目の数を変えていきます。問坂さんは指先に目がついているかのように、目にも留まらぬ速さで編んでいかれます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/67/a2a759bb7a4e935a4fba0dcc93a2448d.jpg)
次に、「辻つくり」。平面だったイカダのヒデを立体になるように編んでいきます。笠ヒデを引いていくと、見る見る立体になっていくのが不思議な感じです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/51/00bc3dddd51a07599725368682424b20.jpg)
これで辻が完成!ヒノキとイチイの材の色の違いで、もう模様ができています。編んだ笠ヒデに隙間があかないように、頻繁に締めながら編んでいきます。そしてさらに、「中作り」「すそ作り」でヒデを足して大きく編んでいきます。 (つづく)
あと、宮笠の文献をPDF化して公開しませんか?
私のような人間がダウンロードして楽しみます。
(「言うは易く行うは難し」ですが)
近いうちに、どうなるかお知らせできると思います。
目下の関心事は、宮笠技術の「来し方、行く末」で、郡上郡のどこから伝えられたか?郡上にはどこから伝えられたか?宮笠が木曽に伝えられて南木曽町の蘭桧笠になったのか?などなど・・・。調べてみたいですねー。