飛騨の自然と巨木に親しむブログ

飛騨をうろうろぐるぐる歩き、飛騨高山の自然と巨木をご紹介します。あと、宮笠、登山、トレランのネタなども登場します。

春の位山ちょっと登山&高山市の巨木No.7 蔵柱のサワラ

2007-05-11 02:47:29 | 巨木
 もう昨日のこととなってしまいましたが、飛騨の名峰:位山に登ってきました。今度地元の小学生を案内する下見のためで、道の険しいところだけの確認ということで山頂まではいきませんでしたが・・・。
 案内するルートは、普通の登山道ではなく、山仕事用の歩道で、途中ではイチイの大木や巨石を目にすることができます。それと、一之宮町の大部分の水源となっている蔵柱(くらばしら)谷の川の始まりを目に&耳にすることができます。


 それほど高い山ではありませんが、標高1000m以上では、ようやく芽吹きを始めたブナや満開のタムシバが観察できました。
 そのほか、足元には春に花を咲かせる植物たちを観察することができました。

 それから、なかなか本数が増えませんでしたが、久々の巨木情報です。

 高山市の巨木 No.7 蔵柱のサワラ

   幹周:340cm
   樹高:約25m

 この木はちょっと地味というかあまり知られていないのですが、位山登山で使われるダナ平林道沿い(右手)にあり、木の葉が落ちた秋から春にかけて、その姿を目にすることができます。そういえば、宮村時代に発行された『宮村の巨木』にも掲載されていませんね・・・。
 そのくらい影が薄い(?)のですが、環境省の調査では報告があがっており、インターネットのデータベースにもちゃんと掲載されています。
 高さ5mくらいのところから二本に分かれ、よく伸び上がっています。
 表示も何もありませんが、登山の際にちょっと探してみてください。なんか得した気分になるかもしれません?

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2 コメント

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 実は主であるみやてるさんに内緒で密かに3週間ほど前にダナ平林道から位山~川上岳の往復をしました。その時はなんと霧氷が木々についていて寒々しかったです。その時と比較すると別世界ですね。 (風来坊)
2007-05-11 23:26:28
 位山山麓の歴史的位置関係を確認するための芽吹き前の登山を敢行したのですが、もう少し後にすれば良かったと、みやてるさんのブログを見て思いました。歴史的位置関係とは斐太後風土記に記載されている村々の位置関係を稜線上から確認をしたかったというマニアックな視点で登ったのです...芽吹くと見えないからと4月に登ったのでした。
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 こんばんは、風来坊さん。 (みやてるさん)
2007-05-13 01:56:13
 さすがマニアックな登山ですねぇ・・・。歴史的見地からの位置確認は、無事できましたか?風来坊さんも、個人のブログで、マニアックな自然・歴史etc.ネタを広く世間に知らしめては?
 冬の位山・川上岳縦走は、私の長年の課題でもあります。来年こそ3月のかってに乗れる頃に挑戦したいと思います。風来坊さんも一緒にいかがですか?
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