飛騨の自然と巨木に親しむブログ

飛騨をうろうろぐるぐる歩き、飛騨高山の自然と巨木をご紹介します。あと、宮笠、登山、トレランのネタなども登場します。

飛騨高山の巨木 No.27 高山市下水道センターのイチイ

2007-08-08 00:09:51 | 巨木
 昨日一昨日と、手作りの車庫の屋根張替えをしました。といっても、これまではコンパネの屋根下地の上に仮にブルーシートを張っただけでしたので、築2年目にしてようやくちゃんと屋根ができたということになりますが・・・。宮笠をかぶって作業をしていましたが、照りつける太陽のせいで、今日は顔の皮がむけてきてしまいました。さしずめ車庫焼け、いやトタン焼けでしょうか?

 今回は、ちょっと意外な路線で、新しい(?)巨木です。
飛騨高山の巨木 No.27 高山市下水道センターのイチイ 
       
 幹 周:490cm 
 樹 高:9m 
 所在地:高山市冬頭町(ふいとうちょう)333高山市下水道センター敷地内 
 保護指定:保存樹 

     

 下水道センターの芝生の庭の一角に鎮座するイチイ、幹は3本に別れ中心部は枯れて空洞になっています。木自体は大変風格のあるすがた形ですが、明るい庭に盛り土されそこに生えている様子をみると、「巨樹」と聞いてイメージする姿とはちょっと違うように感じるのは私だけでしょうか?ただ、これだけの木を移植するのは並大抵の庭師ではできないでしょう。年月を経た木の様子と、庭師の腕には感動を覚えましたが、それ以上に、山に自生していたときのこのイチイの姿をみてみたいなあ・・・と強く思いました。(今回は携帯電話のカメラの低下質モードで撮影したものなので、写真が小さくなってしまいました・・・。)
 それにしても、こんな普通のところに植えられたものとはいえ大きなイチイがあるのは、さすが飛騨高山!ということなのでしょうか?