クロキライディング

いつだってバイク

エモい

2024年05月12日 21時23分31秒 | ツーリング

 

大型連休突入前までは後半のお天気の予報は絶望的だったのに、今回も大きく振れて昨日からの快晴。

コロナが明けてから初めてのゴールデンウイーク。

自分一人だけ遊びに行くとなるとなかなかご家族の理解を得られないのも当然ですから

途中同流と日帰り参加などで出入りはありますが、やや少なめで僕を入れて7名でのスタート。

 

湯田PAをスタートし最寄りの山口ICで高速を降り、

普段の早朝ツーリングのルートエリアの外側から快走の始まり。

 

レインウエアを用意する必要がないと自信を持って言えるくらい晴天が保証されているこの二日間、

昨年のルートとまた違った構成で中国地方山間部を縫うようにルートを考えてくれた

タイガー800氏のほぼ予定通りルートの分岐が繰り返され頭上の中国自動車道に纏わりつくような移動を1時間ほど繰り広げて…

 

 

 

吉和サービスエリアのウエルカムゲート。

 

 

 

ここで広島より参加のRTが合流。

本当ならここで日帰り参加でもう一方合流の予定でしたが、

急な体調不良でご辞退。。。

後日うかがいましたが「コロナ」感染だったらしく、それが無くなったわけではないことを再認識しました。

もともと日帰りで宿泊予定ではありませんでしたから予約のキャンセルなどのご心配はございませんが、

この絶好の日和に超絶快走ルートを共有できなかったのはそれを知るご本人には実にお気の毒です (^_^;)

 

 

気温もどんどん上昇して、緑の鮮やかさもプラスでまさに初夏。

中国山地のワインディングに渋滞などと言う現象は有るわけもなくて

緑鮮やかな山と青い空と道しかない状態。

 

贅沢に快走ルートを繋げるため、吉和から戸河内までひと区間だけの高速道路。

これまであらゆるルート構成でこのツーリングを展開しておりますが、

この中国地方に関しては我々かなり目が肥えていまして、ここだけは「相対的」に退屈なルートになってしまうので

高速道路で一気に走り抜けます。

とは言えこのエリアは高速道路でも「飛ばせば」退屈することのない交通量とロケーション。

今頃山陽道の下りはかなりの交通量でツーリングの途中に走るにはどうかと思われる状況に違いないハズ。

 

 

戸河内ICで高速を降りてすぐに一回目の給油。

今回ご参加のメンバーの車両では皆さん随分アクセルを開け閉めしても230Kmは走れることになっていますから

給油タイミングを計るのも随分と楽です。

それでも一歩間違えるとガス欠ストップとなりかねませんから過疎地のセルフスタンドはありがたいのです。

 

給油後すぐに本日のランチスポットに到着。

前回は益田の海辺で海鮮をいただきましたが、今回は知らない間にお店が増えていた戸河内を選択。

山口ICで高速を降りて開店の11時までに到着するのに時間の余裕は無かったのだけれど、

ここまでのランニングが滞りなかったのは皆さんのおかげ、5分前に店頭を陣取ることに成功 (^_^;)

 

 

注目度の高い「豚カルビ丼」

早朝から何も食べずに走り続けてきた身に相応しいボリューム。

メニューの写真を見て「自分は食が細いから」これにしておくとオーダーした誰かの唐揚げ定食のほうが

ボリュームが勝ると言う、メンバーの腹具合の計算が大きく狂ってしまった味も接客も充実のランチ

お店の名前通りにまんぷく (^_^;)

 

 

 

 

 

ランチを終えるともう時間の制約はないので、あとはどれだけこの広いエリアのワインディングを楽しめるかに尽きます。

コロナ過真っただ中に開業している「温井ダムグランピングリゾート」

コロナを境にこのドーム型の施設をいろんな好立地でよく見るようになりました。

今夜は星がキレイなことでしょう。

 

 

 

国道ですが快走続きのR186を北上し「王泊ダム」からの「芸北オークガーデン」

気温も20℃をゆうに超え暑いのなんの。。。

 

 

ここにもありますね白いドーム。

 

 

 

 

午後1時オープンのジェラートが今回のおやつ

気温とタイミングとお味がじつにマッチしており時間通りの設定をしてくれたプランは素晴らしい。

ここまで交代で先頭を走ってくれていた2台のRTのうち日帰り参加のRT(OHVのほう)はココから下関へ帰還。

せっかくここまで来たのだから同じルートであるわけはない、

どの道で帰って行くのかは本人が気ままに選んでいくのでしょうから全く心配いりません (笑)

 

そして今回初めて僕が先頭に。

ヘルメットをアライのツアークロス3として初めてのツーリングですが

30年ぶりにはなるバイザー付きのヘルメットの高速走行がどんなものなのか体感してみたかったのです。

バイザーがあることによって風圧の影響を受けて首にかかる負荷が気になるのではないかと言った懸念はありましたが

僕が気持ち良いと思う速度域では何の問題もありません。

一方で期待していた日よけとしての役割は予想通りに効果があり、強い日差しに対しスモークサンバイザーとはまた違った

和らぎを感じました。

できれば両方あればいいのに (^_^;)

 

 

 

 

 

 

 

名前の付いた〇〇ロードや〇〇スカイライン的な快走も

中国地方の奥地では大型連休であろうとほぼ貸切状態で実現できるので

好きなようにルートを取れるところがいいですね。

 

久しぶりに走ったワインディングの「カーブ多し」の標識

しつこくしつこく曲がり続けるのですが、

幸運なことに先行車は無くおまけに下り方向だったのでまるでアトラクションのようなひと時。

宿が近いことは何度も目にする標識看板の地名でわかってはいるのだけど一向に着かない。。。

 

 

 

そんな年に一度のエリアのワインディングの塗りつぶしを経て

それでも16時過ぎに定宿へ到着。

現地合流のメンバーも加わって8名と言う

バイクショップ主催のツーリングとしてはどうなのか言う僕にもよくわからない開催。

それでもやり続けるつもり (笑)

 

今年も全く変わっていない、もう35回以上お世話になっている。

 

「エモい」と言う表現がぴったり。

 

 

もはやついていけない現代用語で唯一支持したい (^^)/

 

 

酔っぱらってしまう前にやっておくべきだったといつも後悔する温泉街の散歩。

 

と言ってもこの湯抱温泉で営業していらっしゃるのはこの「中村旅館」一軒だけで

かつて営業されていた数軒の旅館や土産物屋さんも閉店されて随分と久しいものです。

 

 

 

到着後の儀式(ビールで乾杯)に始まり

毎回僕のチョイスによる日本酒。

 

お馴染みだけど少しづつ内容の変わるお料理。

今回も来た人にしかわからない数々のエピソードで盛り上がり

 

これを食べたところまではだいたい覚えていますけど、

どうやら僕が一番に気絶してしまったそうです。

明日も晴れ、ルートも去年とは一味以上違うそうですから

貴重な時間になりますね。

 

 

 

 

 

 

 

 

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