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ベベルギアからベルトへとカムシャフト駆動が変更されF 1シリーズとなり、続いて750ccから900ccに拡大される少し前、
それまでのデロルト2基から
ウエーバーのシングルキャブレターでパワーコントロールされていたモデル。
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当時新車で販売したことのある750PASOと750SPORT
ウエーバーと言えばソレックスと並んで当時のスポーツカーのキャブレターの代名詞らしいと言うことくらいは知っていましたが、オートバイで使用されているものを他に知らなかった(多分なかったはず)こともあり、その上今のようにインターネットで情報を得る時代でもなかったので、
その低速域の調整には随分と苦労したことを忘れることはできません (^_^;)
当時のドカティはカジバグループの傘下にあり、同グループの各ブランドに共通するデザインコンセプトとでも言うのでしょうか、
そのフルカバーボディーのおかげでとにかく外装を多数取り外さないと調整スクリューひとつ回せないレイアウトでしたから
経験乏しい20代前半の作業者は泣かされておりました。
それで言えば当時のビモータはさらなるものでしたね。
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前後16インチの扁平ラジアルタイヤのメーカーラインナップ不在情報に危惧していたのがもう随分と前のことでしたから、恐る恐る探してみると、
普段ほとんど使うことに無いシンコーにありました。
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160/60-16のリヤはともかく
130/60-16と言うフロントタイヤのサイズはそのホイールリムの幅との関係もあり
これを近いサイズの代用でナチュラルなハンドリングを得ることがができた試しがないのでサイズがあっただけでもありがたいのです。
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/74/e357ab4bfad77a9e43775d279c873120.jpg)
インターネットの無かった当時の情報源だったバイク誌(バイクジャーナリストなる人の言ってること)とそれを読みあさる若い自分…
もうとっくに他人のインプレなんて見なくなったし、
こうして35年以上を経て再び走らせながら当時の評価などを思い出してみると
ちょっと笑えてくるけど、僕も一生懸命だったことを思い出しました。
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低速域のことはもともとソコソコでと言ったところで良しとしているに違いない
固定ベンチュリーのウエーバーは実用域に入るとさらに正しく機能しているようです。
17インチ化もキャブレターの換装も考えずスタンダードを好むオーナーさんの寛容性からしても十分なんじゃないでしょうか。
あとにも先にもこの時期だけだった角パイプフレーム(しなりがどうとか…)伝後16インチの偏平サイズのラジアルタイヤ(16インチは切れ込むとか…)スタンダードにしてリヤにオーリンズフロントにマルゾッキM1R(付いてるだけで高評価…)などなど随分惑わせてくれたジャーナリストさん。。。
どこがどれだけ貢献しているのかこれほどのバイクになるともう僕にはわかりませんけど、
普通に楽しく走れると思えたのは当時苦労した僕にとっても喜ばしいことでしたね。