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映画、パシフィックリム

 最近あまりテレビでみなくなったなあと思っていた芦田愛菜が出ていると宣伝している、ハリウッド映画、パシフィック・リムを見てきた。



 3D吹き替え版がメインストリームなのだろう、公開2日目だというのに通常字幕版の観客は少ない。

 この映画を簡単に言ってしまえば、どんどん湧き出てくるゴジラを鉄人28号がやっつけるというところか。2時間強の全編これ怪獣と人間たちが操縦するロボットとの格闘シーンで埋め尽くされている。

 そういうわけで殆どストーリーはなく、120分3本勝負のプロレスを見に行ったようなものだ、それもタッグマッチの。プロレスの大切な要素はストーリーではなく、戦いの様式美だろう。最新のCGで作られたこの映画も、その虚構世界の美しさを堪能する映画だ。

 日本人が出演するハリウッド映画といえばインセプションの渡辺謙などを思い出すが、重要な役柄であったとしても脇役といわざる得ない。この映画の菊地凛子は準主役であり、存在感がある。芦田愛菜はこの菊地凛子の子供時代を演じていて、なかなか上手だが、せりふは殆どなく、子役としてハリウッドで通用するかは未知数。それでも俳優としては菊地凛子より芦田愛菜の方が花があると私は感じた。

 起承転結があったり、だんだん盛り上がっていったりと言うわけではなく、最初からテンション最大で、これが最後まで続くから館内が明るくなったとき、ぐったり疲れていた。劇場を後にするときは頭を少々クールダウンしてから。そうしないと劇場に忘れ物をしたり落し物をしかねないから。


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