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レオ・レオニ 絵本のしごと

 渋谷の文化村ミュージアムで開かれている絵本作家の「レオ・レオニ、絵本のしごと」展を見てきた。



 小さな子供たちへのプレゼントによく絵本を買いに行くが、一番目に付くところにおいてあるのが「いもとようこ」と、このレオ・レオニだ。

 レオ・レオニの特徴は、絵のいちまい一枚がグラフィックデザインとして完結していることだろうか。それに対し先にあげた「いもとようこ」のやさしく丸くてふわふわの絵は好きだが、文章と一緒になって作品が完成している。



 この「いもとようこ」の「かあさんのこもりうた」はオーストラリアに引っ越したルナちゃんに送ってあげたお誕生日プレゼントだ。

 レオ・レオニの作品は原画一枚を文章なしで額縁に入れたとしても鑑賞にたえる。



 そういうわけでこの展覧会が成立しているのだろう、金曜日の午後だと言うのに大勢の観客がいた。

 またレオ・レオニはコラージュ、油彩、クレヨンやゴム判など、いろいろの手法を使っている。主題にあわせた手法を使っているとのことだが、私は、はっきりとした輪郭の出るコラージュの作品が好きだ。



 この「アレクサンダとぜんまいねずみ」は絵も話もお気に入り。どのくらい気に入ったかと言うと、缶バッジを買ったくらい。



 終戦後の絵本など夢物語の時代に育った私としては体験できなかったが、幼児のまっさらな脳細胞によりしみこんでいくのは、いったいレオ・レオニなのだろうか、「いもとようこ」なのだろうか、興味のあるところである。

レオ・レオニ 絵本のしごとは渋谷の文化村ミュージアムで8月4日まで。



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