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桃の花には少し早いけれど

 「表参道へいったら『コダイヤキ』を売っている店があるから」と誰かに言われたのが記憶の網に、かすかに引っかかっている。おいしいらしい。

 「コダイヤキ」?「こだいやき」?「古代焼き」?頭の中で縄文人のお祭りの風景が走り回る。きっと粟で作った衣で稗の餡を包んだ、今川焼きのようなものだろう。秋の収穫祭に火焔土器の中でふつふつと煮えたぎる飴などと、妄想は広がっていく。

 同潤会アパートの跡地に建てられた表参道ヒルズ、安藤忠雄氏の設計でやはりコンクリートの打ちっぱなしである。6階建てほどの吹き抜け空間に面して各種の店舗が並ぶショッピングセンタ部分はスロープで結ばれている。この奇抜な構造、設計も施工も大変だっただろうなというのが第一の感想。

 観光名所だから、回廊には大勢の人たちが回遊しているけれど、高そうなお店が多くて、店にはあまり人が入っていない。これで大丈夫なんだろうかと言うのが第二の印象。

 自動販売機でワインの量り売りをしている。フランスやイタリアなどのワインを何十種類も選べるようになっているが、20mlで800円とは場所代ですかね。

 地下鉄の表参道の駅の近くで「コダイヤキ」を発見。買って来ました「小鯛焼」。六匹入って1080円と消費税。でもね、一匹180円もするのに、この大きさはなんなんだ。一口で食べられそうです。こりゃ誇大焼きか。

 包み紙には伊豆蔵人形が鯛を引いている絵があしらわれています。だから小さな鯛なのですね。 お茶を入れなおして、いただきます。お味のほうは、鯛焼きというよりも和菓子、大変結構でした。

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