くまぐー日記

くまさんの電脳室リポート

普通の日曜日

2017年07月23日 | Weblog

■時間があればニンビンへ行ってみようかと思ったりしたが、普通に寝坊し、いつものように朝、家の前のホン君の露店で朝ごはんに最近のメニュの肉とブン〔麺)の皿をおいしくもないのに付き合いでおいしいと言いながら無理にたべないといけない、のだが日曜は彼も休みで誰もいない。ラッキー!

昼と夜は一軒おいて隣のクアン君のビルに開業した食堂で食べる。開業後1月になるが実によくはやっている。はじめは道路工事中で人は簡単にこの通りに流れないし裏の路地に安い食堂はあるから、、と思ったが、はじめてみると開店中は客が絶えない。

おかげでホン君の店に人が来ないといって開店直後は彼は出てこなかった。彼の奥さんと子供がいた部屋が今僕がいる部屋で、彼らは安い小さい部屋に移ったのも生活を切り詰める目的だったことを家主のツウさんから聞いていたので僕も心配したが、最近は彼の露店も繁盛するようになったように思える。

彼が新しい食堂の材料を使い、ブンを出してあのまずかったバインミー(フランスパンのサンドイッチ)を辞めたことが今の客の入りに関係あるかどうかは知らないが、少なくとも僕には朗報だ。あれはほんとまずかったから。しかし1杯8,000ドン〔40円)のヌックミア(サトウキビジュース)は健在。僕は日に何杯も飲むことがあり大好きだ。

ここに最近新メニューが登場。サウと称する梅酒そっくりの甘いジュース。しわくちゃの実も入っていてその実も食べるが確かに梅とはちょっとちがう木の実だ。とにかく僕は初めて飲んだ瞬間からの大好物。ひそかに飲み物の最高点評価をしているこの1杯1万ドンがここの目玉になるといいな。

新しい食堂のスタッフの女性たち、、本当にこの国で儲けているのはいつも女性だ、、は僕が開業準備の前からの付き合いもあって皆やさしい。食事は正直大変だったがやっと慣れてきた。15,6種類の料理の中から好きなものをご飯大盛りの皿に取ってくれるが、僕の場合は手伝いの彼女は必ず盛った皿に2つ3つ余計に加えてくれる。彼女の好みの食材だろうが気持ちがうれしい。

肉類にしても見た目は日本人としても一見おいしそうである。しかし、脂身とか筋で噛み切れなかったり、内臓や血の塊やで、、。昔、肉屋の友人が冷凍肉で輸入より生きたままの牛を輸入して肉にした方がずっと安いのに日本でそうしないのか説明してくれたことがあった。日本人は肉はひれ、とかロースとかの肉しか食べないから合わないんだそうだ。

しかし、一品一品実に手が込んでいておいしそうだ。卵焼きもよくみると何重にもきれいに巻いてあって中に野菜が何種類も細かく詰められていたり、豆腐に肉の詰め物が挟みこんで揚げてあったり、、なのだが一緒にして唐辛子入りのヌックマムとライムのしぼり汁でおいしく食べるには時間がかかりそうだ。僕ならこの材料で砂糖、みりんとしょうゆ味でおいしく食べられるはずだと思う。

ここで働きはじめた昔学校の先生だった定年退職後の男も襲い食事のあとは奥でお茶飲んでいけとか誘ってくれる。ビルオーナーのクアン君も上の部屋で一眠りして行けとかいってくれる。店の女主人も料理の包丁で店の床に入り込んだごみをかき取ったりしながら、おいしいかと聞く。

僕は聞かれて必ず「ウゴン」おいしい、としか言わないことにしている。本当に少しでもおいしかったら聞かれる前に「ウゴン」することにしていることに彼らは気づいているかどうか、、。

この日午後までベトナム語のテキストのcdをプウ先生がmp3に変換してメールしてくれたファイルをダウンロードして聞いたりして、すごした。

夜、先日食事をした日本語学校のズンさんから弟さんの経営する郊外の日本語学校の教師に来てほしいという電話があり丁寧に断った。

コメント
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