くまぐー日記

くまさんの電脳室リポート

旅の最終日

2015年01月28日 | Weblog

■天気は雨の予報だったが1日曇りだった。最後の日なのでお土産を買ってからグランビルアイランドへ行って来よう。時間があればロブソン・ストリートを歩いてみたいと思っていた。

朝食では皆で記念撮影。幸子と3人で安い中国スーパーに行ってお土産のメイプルシロップとサーモン・ジャーキーなどを買ってカードで支払おうとしてアメリカン・エキスプレスが使えないのがわかった。VISAカードで支払うよりない。次に2人でバスに乗っでグランビル・アイランドへ行く。このバスの運転手がまた日本語ではなしてくる。日本で覚えたらしいが本当に日本語を話せる人が多い。

グランビル・アイランドは戦前は工業用地だったが戦後、学校やレストランなど商業施設が集積して今や代表的な観光スポットになっている。入口から入るには道路の下を通らないといけないが道筋がちょっと分かりづらかった。

島の店にはお土産のメープルシロップなどもあり、値段もそんなに違わないようだ。しゃれた店や小物の多彩な品ぞろえが特徴。買物を終えてレストランで軽い食事を終え、少しぶらぶらするといい時間になったのでバスでダウンタウンに出ることにした。島のバス停から出るバスはみんなダウンタウン行きだという。50番に乗る。

バスを降りてロブソンストリートをめざすうち、お目当てのブランドの店を発見した多賀氏は、そこで奥さんのためのお土産を購入。時間も遅いしロブソンはもういい、ということになってグランビル駅からスカイトレンに乗った。おかしい。ホームのいずれの方向もコマーシャルブロードウエイ駅に行かないようにみえる。しかしウオーターフロントに行くのは間違いない。とりあえずウオーターフロントまで行ってみた。

改札前にはチケットチェックの警官が4,5人いたので事情を話してブロードウエイ行のホームを教えてもらうが結構ややこしい。本当はグランビル駅にはBay百貨店から出発するホームがあってそこから乗らないといけなかったのだがまちがって別路線で行ってしまったのだ。

電車の中でもしかするとまた間違ったかなと話していると、そばの若い日本人女性が「どこに行かれますか?」と聞いてくれてiPhoneで調べて次が降車駅ですよと教えてくれた。彼女は1年の英語研修で来ていて5か月目でそろそろ日本が恋しいような話しぶり。後半も頑張ってください。

ブロードウエイ駅からバスに乗るときも方向がわからなくで多少歩き回ったがようやく20番バスに乗り込む。E18停車場をうっかり乗り過ごしてE22で降車。それから先の家までの暗い道はiPhone G-mapなしには到着できなかったと思う。

夕食にはJMも来て食事後みんなでたのしい会話が続いた。隣の嫌な中国人が出てそのの家が7000万円で売りに出ていて、ディベロッパーがもし買主がその家の隣の幸子の家を一緒に買いたいと言ったらいくらで売るかと聞かれたので幸子はその100坪ほどの家を1億円で売るといったそうだ。

バンフスプリングフォードホテルの超現象事件の話などになると多賀氏はネイティブの話は全部は理解できないだろうが楽しそうに聞いていた。明日の出発は早いので僕たちは切り上げよう。

後で幸子が「クニコ」さんに電話をしていた。彼女も離婚したらしい。いろいろあるもんだ。そして、チエミさんが階段を上がってきて「おにいさーん 就職決まりましたぁ」,,,Congratulation!!

明朝8時発のデルタで帰国する。

 

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センチメンタル・ジャーニィー

2015年01月28日 | Weblog

■晴天の朝。チエミさんとの4人で思い出の地スクォアミッシュに出かける。スティーブは留守番を引き受けてくれた。多賀氏もこれでこころおきなく日本語会話にひたれるはずだ。我々のコミュニケーションに加われないプレッシャーは相当なものだと思うのでこの1日はリラックスしてもらいたい。

途中、まず銅鉱山廃坑後の復興集落に昔からの幸子の夢の住居の今を見てきた。土壌汚染問題はあるものの素晴らしい湾の眺めを一望できる山の中腹に立つしゃれた住宅はすでに誰かが住んでいたが30年前は真剣に購入したかった物件だったとのこと。

新しく出来た展望ゴンドラ乗り場(SEA TO SKY)に向かう。駐車場が空いていると思いきや月曜は休み。施設の従業員はオーストラリアやスロバキアから移ってきたという。付近のいろんな情報を教えてもらい、スクォアミッシュで幸子とJMが10年かけて作った家を見に行く。

2人が老後の生活を考えて30代に作り始めたが40代になって忙しくなったために人に売却してしまった物件。地上2階地下1階の木造、2家族が別々に暮らせるようになっており、僕たちもセメント塗りとか手伝った記憶がある。僕は欲しかったが実際に住み続けなければメンテナンスしきれない面もあって難しかったかもしれない。

このスクォミッシュは今ではちょっとした街に発展しており、見違えるような大集落になってしました。30年前は本当に数えるほどの手作り住宅が点在するだけの場所だったのだが、、。

家は周りに植えた樹が大きくなって外からよく見えないが出入り口に白い犬がいて尻尾を振っていた。当時から建築中だったお隣さんの家も見てきた。たしか弁護士の女性がボーイフレンドといてドーベルマンを飼っていた。よく吠えられたものだ。

その家は真ん中に本物の樹が立っていてそれが柱になっている。現地のネイティブインデアンにインテリアの彫刻をしてもらい、朝の何時に陽が上がったらベッドのどこに差し込むかを計算して窓をつくったりしている。既に10年作り続けていて一生作り続けていくみたいな話だったのでもう築40年になるはず。どうりで屋根や壁のうねり具合などガウディを想わせるデザインだ。もし住んでいるんだったとしたら70歳くらいのおばあちゃんかなぁ、、、。

この辺りはアメリカの紋章にもなっている白頭鷲の世界一の観察スポットになっている。川に上ってくるサーモンを捕りに来るのだ。近くにサーモン・ハッチェリーがある。ガバメントロード沿いのTheEagleRumViewPointのレストランで評判のフィッシュタコスなど注文する。チエミさんお茶が薄いと抗議!意外に快く取り替えてくれる。妹に言わせるとチップ15%は高い。10%がせいぜいとのこと。じゃあ、ダウンタウンのレストランでのカード支払いでチップオプションが15%16%18%になってるのはぼってるのかぁ~。ちなみにここのGST(消費税)は7.5%。カナダの物価は高い!という印象がある。

国道99号線(この道もオリンピックのおかげで倍の車線幅になっていた)をブッ飛ばして帰宅。夕食に作ってくれたケールとチキンの丼がうまかった。親子丼よりずーっとうまい。日本じゃあケールは青汁だけだけん、、、。

 

 

 

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