くまぐー日記

くまさんの電脳室リポート

センチメンタル・ジャーニィー

2015年01月28日 | Weblog

■晴天の朝。チエミさんとの4人で思い出の地スクォアミッシュに出かける。スティーブは留守番を引き受けてくれた。多賀氏もこれでこころおきなく日本語会話にひたれるはずだ。我々のコミュニケーションに加われないプレッシャーは相当なものだと思うのでこの1日はリラックスしてもらいたい。

途中、まず銅鉱山廃坑後の復興集落に昔からの幸子の夢の住居の今を見てきた。土壌汚染問題はあるものの素晴らしい湾の眺めを一望できる山の中腹に立つしゃれた住宅はすでに誰かが住んでいたが30年前は真剣に購入したかった物件だったとのこと。

新しく出来た展望ゴンドラ乗り場(SEA TO SKY)に向かう。駐車場が空いていると思いきや月曜は休み。施設の従業員はオーストラリアやスロバキアから移ってきたという。付近のいろんな情報を教えてもらい、スクォアミッシュで幸子とJMが10年かけて作った家を見に行く。

2人が老後の生活を考えて30代に作り始めたが40代になって忙しくなったために人に売却してしまった物件。地上2階地下1階の木造、2家族が別々に暮らせるようになっており、僕たちもセメント塗りとか手伝った記憶がある。僕は欲しかったが実際に住み続けなければメンテナンスしきれない面もあって難しかったかもしれない。

このスクォミッシュは今ではちょっとした街に発展しており、見違えるような大集落になってしました。30年前は本当に数えるほどの手作り住宅が点在するだけの場所だったのだが、、。

家は周りに植えた樹が大きくなって外からよく見えないが出入り口に白い犬がいて尻尾を振っていた。当時から建築中だったお隣さんの家も見てきた。たしか弁護士の女性がボーイフレンドといてドーベルマンを飼っていた。よく吠えられたものだ。

その家は真ん中に本物の樹が立っていてそれが柱になっている。現地のネイティブインデアンにインテリアの彫刻をしてもらい、朝の何時に陽が上がったらベッドのどこに差し込むかを計算して窓をつくったりしている。既に10年作り続けていて一生作り続けていくみたいな話だったのでもう築40年になるはず。どうりで屋根や壁のうねり具合などガウディを想わせるデザインだ。もし住んでいるんだったとしたら70歳くらいのおばあちゃんかなぁ、、、。

この辺りはアメリカの紋章にもなっている白頭鷲の世界一の観察スポットになっている。川に上ってくるサーモンを捕りに来るのだ。近くにサーモン・ハッチェリーがある。ガバメントロード沿いのTheEagleRumViewPointのレストランで評判のフィッシュタコスなど注文する。チエミさんお茶が薄いと抗議!意外に快く取り替えてくれる。妹に言わせるとチップ15%は高い。10%がせいぜいとのこと。じゃあ、ダウンタウンのレストランでのカード支払いでチップオプションが15%16%18%になってるのはぼってるのかぁ~。ちなみにここのGST(消費税)は7.5%。カナダの物価は高い!という印象がある。

国道99号線(この道もオリンピックのおかげで倍の車線幅になっていた)をブッ飛ばして帰宅。夕食に作ってくれたケールとチキンの丼がうまかった。親子丼よりずーっとうまい。日本じゃあケールは青汁だけだけん、、、。

 

 

 

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