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BIG FARMの農事日誌です。

古都の山旅Ⅱ(4)ー奈良・唐招提寺と京都・三十三間堂を歩く

2015-05-14 | 登山

2015年古都の山旅Ⅱ
5月 7日(木)我孫子⇒京都 西本願寺、京都御所、鞍馬寺から貴船神社、京都御所近くのホテルで宴会 (泊)京都市内BH
5月 8日(金)大原(三千院から寂光院)、近鉄京都駅⇒下市口駅⇒天川村 (泊)天川の宿
月 9日(土)大峰山登山(行者還トンネルー弥山ー八経ケ岳ー天川川合)、天川村⇒下市口⇒奈良 (泊)奈良市内BH
5月10日(日)奈良・唐招提寺、奈良⇒京都 三十三間堂、豊国神社、方広寺 京都⇒我孫子


古都の山旅の4日目、きょうが最終日。奈良の唐招提寺、京都の三十三間堂を歩く。

2015年5月10日(日)
天気 晴れ
メンバー ひとり旅
コース&タイム
奈良市内BH((近鉄電車)西ノ京駅-唐招提寺-西ノ京駅前(バス)奈良駅(買い物・JR)京都駅(バス)博物館三十三間堂前-三十三間堂-豊国神社-方広寺-博物館三十三間堂前(バス)京都駅(新幹線)東京駅=我孫子駅


きょうは気分的に楽だ。急ぐことはない。ゆっくりと観光して帰途につくだけである。といいながらもせっかちだから早めに宿を出てしまった。まず唐招提寺へ行ってから京都へ移動し、三十三間堂とその周辺をめぐる。

唐招提寺

近鉄の西ノ京駅下車。薬師寺はパスして唐招提寺に向かう。

南大門から入る。8時40分頃だというのにすでに観光客の姿が。わたくし同様出足が早い。

正面に金堂。唐招提寺ははじめて。その伽藍は薬師寺に比べると意外とこじんまりしている。 



金堂内部は撮影禁止。なかには盧遮那仏、薬師如来、千手観音の大きな三尊が並ぶ。おとといの三千院のところで書いたように、わたくしの守り本尊は千手観音だというの知ったばかりで、すぐにその千手観音が姿を現した。千手観音はよく見かける。守り本尊と知ると身近に感じて、丁寧に心をこめて手を合わせてしまう。

 

 

 前を歩く中国人観光客のグループがうるさい。あまりに声高で閉口した。

 

 御影堂。東山魁夷の障壁画を見たかったが、一般公開は6月の3日間だけだという。



修学旅行の中学生が大挙して押し寄せた。一気ににぎやかになった。そろそろ引き上げ時だ。

奈良駅から京都駅へ移動。
 

三十三間堂

きょうの京都は日曜日。駅前のバス乗り場は観光客で大混雑。出発するバスはいずれも満員だ。驚きあきれてしまうのだが、わたくしもその観光客の一人。こんな混雑ではゆっくり観光もできない。急きたてられるようで落ち着かない。

三十三間堂もすごい人。ここはわたくしの守り本尊の千手観音、それも千体が迎えてくれる。内部は撮影禁止だ。どこをみても千手観音。中央に座す巨大な中尊の存在感に圧倒され、自然と手を合わせてしまう。

これら千体の観音像の前列には二十八部衆像。ひとつひとつが変化に富んでいておもしろい。鑑賞対象としてはこちらの方に興味を持った。
 



 

豊国神社

目の前の京都博物館はパスして、隣りの豊国神社へ行く。歩いてすぐのところだ。

 

方広寺の「国家安康の鐘」

豊国神社を参拝して、これでこの旅の計画のすべてを消化できた。さあ帰ろうとすると、観光客は拝殿正面から左手へと流れて行く。なんだろうとついていくと梵鐘があった。説明を聞いているうちに、ここは方広寺で、そこにある梵鐘はあの「国家安康の鐘」だというのを知った。いつの間にか方広寺の境内に入り、あの有名な「国家安康の鐘」を見ていたことになる。知らずにである。鐘に彫ってある「国家安康」「君臣豊楽」を実際に見ることができる。

これがあの鐘か。「国家安康の鐘」のことは知ってはいるが、それよりもこの鐘が現存していることに驚いてしまった。この鐘は重要文化財で、東大寺、知恩院のものと合わせ日本三大名鐘のひとつだという。
おもいがけない出合いであった。



これで計画したすべてをめぐることができた。4日間の旅はおしまいだ。年寄りには詰め込みすぎの計画だとはじめからわかっていたが、充実とともにさすがに疲労を感じた。京都駅はあいかわらず大混雑。ビールと清酒を買って新幹線に乗り込んだ。あっというまにわが家だ。
ことしは京都と奈良へ、3月末と今回の2回足を運んだ。ご縁があったとしか思えない。おかげで近畿の山々を楽しむことができた。


        
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