上の木がわたくしの標本木。これを見てその年の咲き具合をチェックする
ミツバツツジも絶好調
山行日 2023年5月21日(日)日帰り
天気 くもり
山域 丹沢
メンバー 単独
コース&タイム
我孫子駅4:29=5:39代々木上原5:45=6:52渋沢駅(北口からバス)7:02=7:17大倉7:20-8:15見晴小屋-8:53駒止茶屋-9:10堀山の家-10:13花立山荘ー10:50塔ノ岳11:05=
(今回は丹沢山の山頂は踏まず、20分ほど手前(標高1428m)で引き返す。時刻は12:00。この間、2時間半ほどをシロヤシオの観賞にあてる)
=13:30塔ノ岳13:40-14:03花立山荘-14:37堀山の家ー15:30見晴小屋ー16:10大倉16:18=16:35渋沢駅16:52(代々木上原経由)=19:16我孫子駅
2023年5月21日の、丹沢の塔ノ岳・北斜面から丹沢山にかけてのシロヤシオは5年ぶりに当たりであった。このところはずれの年ばかりが続いていただけに小躍りしたくなるほど。大当たりではないが、2018年以来の見事な咲きっぷりに、感動は一入であった。はじめてこの純白の気高く咲く景色を見た登山者はラッキーであるといえる。
毎年5月になるとときめく。年にいちどの逢瀬が待っているからだ。年を取って胸がときめく相手はいないのだから、このときが待ち遠しくてしかたない。その相手がシロヤシオ。
5月の中下旬に花を咲かせる。逢瀬の場所は丹沢の山中。大倉バス停から大倉尾根伝いに、塔ノ岳、丹沢山を登る。累積標高は1639m。9時間かけて往復する。
逢瀬までには時間がかかる。家を出たのが4:05。電車とバスを乗り継いで登山口の大倉着が7:17。そこから登り始めてやっとシロヤシオに逢えたのが11:10。家を出てから7時間かかった。
後期高齢者一年生の75歳の老人には、この登山が年年年厳しくなるばかり。それでも逢いたさ募って無理して?がんばる。それだけに逢えたときの喜びといったらない。この美人に魅せられて十数年。毎年逢いに行く。飽きないのは1年に一度という逢瀬がそうさせるのだろう。
5月の中下旬に花を咲かせる。逢瀬の場所は丹沢の山中。大倉バス停から大倉尾根伝いに、塔ノ岳、丹沢山を登る。累積標高は1639m。9時間かけて往復する。
逢瀬までには時間がかかる。家を出たのが4:05。電車とバスを乗り継いで登山口の大倉着が7:17。そこから登り始めてやっとシロヤシオに逢えたのが11:10。家を出てから7時間かかった。
後期高齢者一年生の75歳の老人には、この登山が年年年厳しくなるばかり。それでも逢いたさ募って無理して?がんばる。それだけに逢えたときの喜びといったらない。この美人に魅せられて十数年。毎年逢いに行く。飽きないのは1年に一度という逢瀬がそうさせるのだろう。
こんなラブレターを毎年書き連ねている。このじじい、いい気なもんだねと言われてしまうが、シロヤシオ観賞が生きがいとなっているのだからしょうがない。
ネットでシロヤシオの咲き具合をチェックする。いまが見ごろかと17日に行くつもりで準備した。ところが17,18の両日は高温で熱中症に注意だというから、老人となったいま、無理は禁物と先に延ばすことにした。しかし花は待ってくれない。焦る。天気予報をみて、曇りだというが21日に決めた。これ以上は先には延ばせない。おかげでなんとか間に合った。
この日は丹沢山まで足を延ばさなかった。あと20分ほどで丹沢山、という手前で引き返した。塔ノ岳から日高に経て、再度登り返し、高く組まれた木道が出てくるところだ。
この日は丹沢山まで足を延ばさなかった。あと20分ほどで丹沢山、という手前で引き返した。塔ノ岳から日高に経て、再度登り返し、高く組まれた木道が出てくるところだ。
ここはシロヤシオ観賞の最後のポイント。この先、丹沢山まではシロヤシオを見ることはない。丹沢山の手前で引き返したので、いつもより往復で40分ほどの余裕ができた。それにこの日はガス、それならとゆっくり木道に座ってシロヤシオ観賞にひたることにした。
充実した1日だった。しかしきつかった。とくに下山がいけない。かなりこたえるようになった。青息吐息だった。先が見えたなと実感せざるを得なかった。しかし難行苦行とはいえ往復できた。これでことしも登山を楽しめるという自信をえたことがなんともうれしいのである。
5年ぶりの当たり年。たっぷりと観賞した。しつこいほど載せます。この日はミツバツツジもすばらしい。
塔ノ岳から丹沢山にかけてシロヤシオの観賞ポイントが3つある。
◆第1の観賞ポイント=塔ノ岳山頂から丹沢山方面に下った北斜面、登山者カウンター付近
塔ノ岳から丹沢山にかけてシロヤシオの観賞ポイントが3つある。
◆第1の観賞ポイント=塔ノ岳山頂から丹沢山方面に下った北斜面、登山者カウンター付近