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BIG FARMの農事日誌です。

2017塔ノ岳北斜面のシロヤシオーことしは外れ

2017-05-29 | 登山

塔ノ岳のシロヤシオとミツバツツジ


山行日 2017年5月28日(日)日帰り
天気 くもり
山域 丹沢
メンバー 単独
コース&タイム
我孫子駅4:53(千代田線710円)=6:01代々木上原6:06(小田急線670円)=7:12渋沢駅北口7:18(神奈川中央バス210円)=7:30大倉7:35-8:30見晴小屋-9:10駒止茶屋-9:40堀山の家-10:25花立山荘-11:00塔ノ岳11:10-(シロヤシオ観賞・撮影)-12:22丹沢山12:43-(シロヤシオ観賞・撮影-13:50塔ノ岳14:00-14:32立花山荘-15:04堀山の家ー15:27駒止茶屋-15:54見晴小屋ー16:34大倉16:38=16:52渋沢駅17:01(代々木上原乗換)=19:26我孫子駅


わたくしの好きな山登り

毎年恒例の丹沢・大倉尾根から塔ノ岳、丹沢山への登山。塔ノ岳北斜面のシロヤシオの観賞が目的だ。ことしはハズレだった。事前情報で良くないとわかってはいたのだが、それ以上にがっかりするほどの状態であった。こんな年もあるさと思いたいが残念だった。

昨年は大当たり。見事だった。群生のシロヤシオが斜面を真っ白に染めあげていた。これとくらべると今年はなんとも貧弱だ。しかしこんな状態でも感激して見上げている人がいる。いやいや、ここはもっともっと素晴らしいんだよと、言ってあげたくなる。

シロヤシオに恋してひさしい。5月は年に一度のあいびき。ことしも会えると心が弾む。塔ノ岳山頂に着くと気がせいて飛んで会いに行く。恋しいひとに。このときめきが古希のジジイの愉しみになっている。

ことし1月にドクターストップ、登山は控えるように。いまはおっかなびっくり試運転中といったところ。それなのに大倉尾根から丹沢山をピストンする。本格登山は5カ月ぶり。標高差1300メートル。ちょっと心配だが試してみることにした。できるだけゆっくり歩く。6時までに下山できればいい。具合が悪くなったら途中で引き返す。この気楽さがよかったのか快調に歩けた。昨年と同じタイムで歩けた。オレはホントにどこか悪いんだろうかと思ってしまうほどだった。うれしかった。

新緑のトンネルを行く。きょうは日曜日。登山者が続く。

塔ノ岳山頂近くにくるとミツバツツジがあわられた。見ごろである。



塔ノ岳山頂。富士は雲の中。

さあシロヤシオが群生する北斜面に着いた。一本のシロヤシオが目に飛び込んできた。見ごろである。しかし一本だけ?ほかは花がちらほらか、まったく花をつけてない。新緑ばかりだ。花をつけている木はもちろんある。点々とある。当たり年だと、あたり一面が白の世界の景観となるのだが、ことしは点々と咲くばかり。さびしい景色だ。

これがわたくしのシロヤシオの“標準木”。ことしはこんな状態。昨年と比べると一目瞭然だ。

↑2017年
(参考)↓2016年

気を取り直して丹沢山へ進もう。塔ノ岳を下ると日高との鞍部。ここもビューポイントなのだがやはりいけなかった。参考までに2014年の写真を掲げる。

(参考)↓2014年


ここもほとんどは花をつけていない。咲いているのは2、3本ほどになる。ああ、とつい。



さらに丹沢主脈線を進むと日高。

日高を下り、登り返すと木道が出てくる。この左側、すなわち西側の斜面もシロヤシオがすばらしいところだ。気を付けて見ていないと気づかずに通り過ぎてしまうところだ。急斜面なので足元に気を付けたほうがいい。

ここは群生して咲いていた。やっと会えたといった感じ。これならいい。きょう一番の場所だった。もやもやした気分も少しばかり吹き飛んだ。これだけでも見られたのだからと自分を納得させた。

 



丹沢山山頂。
 

帰りはガスが出てきた。最後のシロヤシオに見送られてここでお別れ。来年もまた会いたい。わたくしが元気でいたなら会えるのである。


     
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