昨年10月末にタネをまいたキヌサヤエンドウ(1月16日現在)
いまは白い寒冷紗で防寒対策をしているが・・・
コロナくん さよなら さよなら コロナくん
坂本九の「涙くんさよなら」のメロディーで口ずさむ。
毎年1月は冬眠しながら夏ぐらいまでの山旅の計画を、どこに行こうかと思いつくままに立てる。関係する情報を目にすれば頭に入れていく。だが、ことしもコロナ渦で先が見通せない。いまの状態だと春の外出はままならないだろうと悲観的になる。ワクチン接種を2月末から始め、高齢者を優先するというがいつになるのだろう。3月、いや4月、もっと先? 夏までには収束するのだろうか。
ダメもとでも計画を立てるのはそれだけで楽しい。4月、5月、6月、7月と行く先を決めていく。たいがいのところには行ったかなという思いがあってか、これといって是が非でも行きたいところはない・・・そう思ってはいても、まだ遊び足りないのか、元気なうちにとつぎつぎとあちこち行きたいところが出てくる。明日があるさ、この歳になるともうそんなことはいってはいられない。
冬を越す野菜。今回は前回のタマネギに続いてキヌサヤエンドウ。
昨年10月末にタネをまいた。いつもはスナップエンドウもあわせて育てるのだが、これをやめてキヌサヤエンドウだけにした。
キヌサヤエンドウの越冬には、わたくしが住む地域では防寒対策がいる。まったくなにもしないでいると寒害に遭って枯れてしまうことが多い。
その防寒対策として、これまで白い寒冷紗にはじまり、次は穴あきビニールと試行錯誤してきた。いまは穴あきビニールンをトンネル掛けすることで落ち着いている。ずっとこれでやってきた。
ところが昨冬は暖かく、トンネル内の気温が上がり、徒長してしまい、枯れ死する株が多く出た。寒さではなく暑さによって。皮肉なものである。よもやの事態であった。まめにチェックして、気温の変化に応じて被覆資材を変更すればいいのだが、これがなかなかできない。面倒が先にたつ。
そんなわけで今冬は慎重になった。最初から穴あきビニールのトンネル掛けをやめて、白い寒冷紗で防寒している。これで寒害に遭うこともなくここまで無事に来ている。今後とも平均気温で推移ししていけばこのままでいい。だが、問題は厳しい寒波がやってきたときで、いまのままでは心配だ。そろそろ白い寒冷紗から穴あきビニールに取りかえる時期かなと迷っている。