30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

ソラマメは真冬でも元気だ

2021-01-21 | ソラマメ


ソラマメの生育状況(1月16日現在)

昨年末にガラケーからスマホに機種を変更した。スマホ発売から約12年になるのにいちども触ったことはない。ずっとパソコンとガラケーだった。そのガラケーもほとんど使わず、もっぱらパソコンばかり。あらかたの用事はこれですんでしまう。

電車の中で皆がスマホとにらめっこしているなか、ガラケーを取り出すのはちょっぴり恥ずかしくなる。やっとのことスマホを使ってみようかという気になる。後押ししたのがガラケーと同じ料金でスマホが使えるというセールストーク、それならと。

コロナ感染に注意しながら、1月は暇つぶしをかねてドコモスマホ教室で操作をひととおり学んだ。パソコン歴40年近い経験もあってか、スマホの基本的な仕組みを理解すれば、あとは使いこなすだけーそう思った。

しかしスマホは持ったものの使わないでいる。これは予想した通りだ。いまもパソコンでなに一つ不自由しないのだから、これではなかなかスマホの操作を覚えられない。

スマホ教室は盛況である。わたくしと同じ高齢者のじいさんとばあさんばかり。ふと思う、みなさんなにをするためにスマホを買ったのだろうかと。毎日が日曜日の高齢者にとってスマホの機能を利用する機会はかなり少ないはず。なにに利用するのだろうかとつい聞きたくなる。

わたくしの目的はひとつ。登山時に現地で情報を入手するためだ。すぐに登山用GPS地図、乗換案内、天気予報の3つのアプリをインストールした。しかしこれだって本当に必要かというとそうでもなく、必需品ではない。行動中にあればあったで便利だろうなぐらいの気持ちである。いまのところ出番はない。このコロナ渦では外出がままならないから、このままではいつまでたっても使いこなせないなと苦笑いしている。

わが菜園で冬を越す野菜。タマネギ、キヌサヤエンドウに続いて今回はソラマメ。

ソラマメに防寒対策はこの地域では不要だ。寒さに強い。放ったらかしでいい。それでも厳しい寒波のときは葉が寒さで傷み茶色く変色するが、株全体が枯れることはない。安心してみていられる。

ソラマメ栽培は定期的に必ず行う作業があるので意外と手がかかる。そのなかでもっとも手を焼くのがアブラムシだ。ソラマメ最大の敵である。これさえ退治できればソラマメは無事に食べられる。

そのためソラマメに殺虫剤は欠かせない。農薬を毛嫌いする人はソラマメ栽培はできない。わたくしも殺虫剤を散布するのはソラマメだけである。簡単に防除できる年もあれば、こちらが根負けして投げ出したくなるくらい、しつこくまとわりつく年もある。

アブラムシさえ退治できればと思ってきたのだが、一昨年は信じられないような凶作に見舞われた。わが菜園ばかりでなく、地域全体がそうであった。はっきりした原因はわからず、農家の人によると花が咲く5月に雨が不足したせいかなという。こんな現象は初めて経験した。

相手にするのはアブラムばかりではなかった。アブラムシには人力で対処できるが、天気には手の出しようがない。

今年のソラマメはいつもより少なくした。ソラマメばかりでなく、いずれもこれまでより少なくしている。年を取り、いまの80坪の家庭菜園をそろそろ見直しする時期に来た。ことしは菜園を縮小するつもりでいる。


      
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