30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

タマネギの廃棄

2021-01-16 | タマネギ



↑昨年6月に収穫したタマネギを廃棄
↓昨年11月に植え付けたタマネギの苗(1月16日現在)

コロナ渦で外出自粛。この状況下、年寄りは毎日をどう過ごしているのか。趣味のない人は普段でも暇を持てあましているとわかるが、趣味があってもあちこち行動できないのだからこちらもかなり暇である。外をぶらつくのが好きなだけに外出自粛の状態では体力ばかりでなく気力だって萎えてくる。

菜園も農閑期だからやることはあまりなく主に収穫に行くだけだ。となると、わたくしの日常が変わる。出かける先はスーパーと図書館だけ。それだけに夕方にはいつものようにウォーキング。さらに腕立て、腹筋、スクワットを加えて意識して励む。在宅のときはほとんどが読書。それだって目が弱くなってきているから長時間とはいかない。外ぶらが好きな高齢者には不自由で窮屈な毎日になったものである。

昨年6月収穫の大量のタマネギ。保存しながら食べてきた。そのなかで腐るものが多くでる。意外と多い。保存場所は物置。そこで異臭を感じたら、タマネギが腐っている臭いだ。すぐに取り除く。そのまま放っておくと周囲のタマネギに感染していく。気を付けてはいるが、つい忘れてしまうことが多く、いちどに腐った大量のタマネギを処分する羽目になる。

収穫してからすでに8カ月。長持ちさせるため、中生と晩生の品種を作っているが、そろそろ寿命だ。芽が出たり、締まりがわるくなってきた。人間でいえば筋肉が衰えて締まりがなくなり、ぶよぶよの体になったようなものといえる。

タマネギは固く締まったものがいいのだが、長期間保存しているとどうしてもこうなる。腐っていないのだからまだ食べられると思うのだが、やはりやわらかくぶよぶよ感があるものは敬遠してしまう。

そこで保存しているものはすべて廃棄した。物置がすこし空いてすっきりした感じになった。毎年のことだが、これからは新タマネギが収穫できる6月までのあいだは買ったもの食べる。

ことし6月収穫予定のタマネギの苗は、いま厳寒に耐えているといったところ。これも2月いっぱいまでの辛抱だ。自家育成した苗だから、しっかり根付いて、寒さで根が持ち上がってしまうようなことはない。安心してみていられる。いまはさえない色をしているが、2月の後半になって少しでも地温が上がってくると、葉の色は青々と変化してくる。いち早く春が遠くないことを教えてくれる。


      
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