@ kill time

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スポーツ観戦、映画鑑賞、旅行紀、読書、食べ歩き等の身近な話題を紹介します。

猿の惑星:創世記(ジェネシス) 

2012年03月13日 | 映画

猿の惑星:創世記(ジェネシス)

公開:2011年 

出演: ジェームズ・フランコ, フリーダ・ピント, ジョン・リスゴー, アンディ・サーキス





現代のサンフランシスコ。

製薬会社ジェネシス社の研究所に勤める若き神経科学者、ウィルが実験のためアルツハイマー病の新薬を投与した一匹のチンパンジーが驚くべき知能を示した。

ところが、そのチンパンジーは突如暴れ出した挙句、射殺されプロジェクトは中止されてしまう。

ウィルは生まれたばかりの赤ん坊を自宅に連れ帰り、“シーザー”と名付けて育てることに。

3年後、すくすくと育ったシーザーとウィルとの間には本物の人間の親子のような強い絆が生まれており、同時に特殊な遺伝子を受け継いだシーザーは、類まれな知性を発揮し始めていく。

しかし、ある事件がきっかけで、シーザーは人間の愚かさに失望してしまうのだった。

そして、失望は地球上の生物の進化の概念を覆す「壮大な闘い」の序章へとつながっていく……。


この映画の数百年後の世界が、初代「猿の惑星」に繋がります。

実写映像とCGの融合が違和感なくむちゃくちゃリアル!

猿のシーザーが正に生きており、微妙な表情からも感情、心の葛藤が伝わってくるようです。

ストーリーもなかなか現代的で、昔の「猿の惑星」とは一味違った作品となっています。

続編が決定しているそうですが、続きも見たいと思わせる出来でした。


この映画のお勧め度:☆☆☆☆ 

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葉室 麟/蜩ノ記

2012年03月11日 | 小説

葉室 麟 著 「蜩ノ記」を読みました。






豊後・羽根藩の奥祐筆・檀野庄三郎は、城内で刃傷沙汰に及んだ末、からくも切腹を免れ、家老により向山村に幽閉中の元郡奉行・戸田秋谷の元へ遣わされる。

秋谷は七年前、前藩主の側室と不義密通を犯した廉で、家譜編纂と十年後の切腹を命じられていた。

庄三郎には編纂補助と監視、七年前の事件の真相探求の命が課される。

だが、向山村に入った庄三郎は秋谷の清廉さに触れ、その無実を信じるようになり・・・。


江戸時代の武家社会、年貢を徴収される百姓。

武士と農民は長年の緊張関係を生きている。

そんな時代に貧しい農村に幽閉されつつ、いつかくる命の終わりまで、精一杯、凛として清清しい生き方を貫いた武士の話です。

その生き方に触れ、人としての道を歩むようになる庄三郎。

一方、貧しい農民の子源吉は子どもながらも足るを知り、家族や友だちを思う。

その友のために一矢報いようとする秋谷の息子の郁太郎。

登場人物それぞれに人として真っ直ぐに生きる姿に感動しました。

また、前藩主の側室の秘密が少しずつ解明されていく過程がしっとりとしなやか綴られています。

久々に、落ち着いた良質の時代小説を読みました。

オススメです!

第146回(平成23年度下期)直木賞受賞作。


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樋口 有介/ピース

2012年03月08日 | 季節

樋口 有介 著 「ピースを読みました。




埼玉県北西部の田舎町。

元警察官のマスターと寡黙な青年が切り盛りするスナック「ラザロ」の周辺で、ひと月に二度もバラバラ殺人事件が発生した。

被害者は歯科医とラザロの女性ピアニストだと判明するが、捜査は難航し、三人目の犠牲者が。

県警ベテラン刑事は被害者の右手にある特徴を発見するが…。


「ピース」と云うタイトルとカバーのイラストを見て”これは青春物なのかな?”なんて思い読み始めましたが・・・

その内容は秩父を舞台にした連続バラバラ殺人事件の謎解きの話でした。

終盤になって、初めて”なるほどね~”と、そのタイトルの意味が判ります。

そこまで持って行くストーリー展開に多少無理があるような気がしないでもありませんが・・・

作者の目の付け処が良かったという事でしょう

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守り神?

2012年03月06日 | ○○な話

Hさんは商売柄、一般の人が立ち入る事の出来ない場所へ立ち入る事があります。

先日、某ビルのこんな古い点検扉を開けて中の状況を調査する事になりました。



部屋全体が薄暗いので、懐中電灯で照らしながらゆっくりと点検扉を開けると・・・。



中は真っ暗で、そこに薄ぼんやりと何やらいる気配が・・・



え~!! 何んだ! これは~!! 

そこにいた全員が驚いた物とは・・・



カ・カメ・・・!?



そうです、点検扉の向こうにあったのは亀の置物でした・・・。



この置物は本物の剥製ではなくて、プラスチックのような物でできていました。 




いつ、だれが、何の為に置いたのかは定かではありませんが、点検口の中の守り神のつもりだったのでしょうか?

それにしても、なかなかリアルでびっくりでした!

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佐々木 譲 /廃墟に乞う

2012年03月05日 | 小説

  著 廃墟に乞うを読みました。


表題作はH22直木賞受賞作。

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銀座 鉄板焼き 「銀熊茶寮」

2012年03月03日 | グルメ

先日、銀座の鉄板焼き「銀熊茶寮」で食事会を行いました。

「銀熊茶寮」は日本料理と鉄板料理をいただくことができる個室とカウンターのお店です。

西銀座ビルの一番上、エレベーターを上って店内に入ると、そこは老舗高級旅館のような雰囲気のある玄関。



廊下の壁にはこのお店の創業者の肖像画が飾られています。



案内されたのは、和の掘りごたつ式の個室。

テーブルの上はすでに会食の準備ができています。

こちらが、本日のコース料理の御献立です。



その献立を見てみると・・・、読めない漢字が一杯!!

”これ、何て読むんだ?”と云う事で、少し早めに店に着いたHさんたちは、全員が揃うまでの間、その献立表を一人一品ずつ読んでみる事にしました。



「公魚」・・・??、「檸檬酢」・・・??、「生姜」・・・??、「芽葱」・・・??、「海老真丈博多煮」・・・??、「山牛蒡」・・・??、「粉唐墨」・・・??、「胡瓜」・・・??



「短冊大根」・・・??、「針葱」・・・??、「大蒜味噌」・・・??



「行者大蒜」・・・??、「山葵」・・・??、「日向夏」・・・??

さて、あなたは全部の漢字を読めましたでしょうか?

その時の全員が読めなかったのが、「公魚」という漢字です。 

「こうぎょ?」・・・。 

この漢字は「わかさぎ」と読むそうです。(お店の人に教えてもらいました。) 

や~、知りませんでした!!

で、出てきた料理がこちらです。



「市田柿クリームチーズ射込み」



干し柿とチーズの組み合わせで斬新な味でした。

そして、メインディッシュがこちら!!



岩手産前沢牛のサーロインステーキです。



「ゲランド」塩と「島醤油」と「大蒜味噌」でいただきます!! 

こリゃ~美味いよ!! 

「新玉葱」と「百合根」もほんのり甘くて良い味出してます!!

〆は大きい板の上に太めのおそばが乗っている、山形の「板そば」。(写真を取り忘れた・・・)

こちらは、つるつるのもちもちで、あっさりしたかつおベースのそばだしでおいしくいただきました!

水菓子は「日向夏」と柑橘界の最高峰と云われる「せとか」の2種類です。



最後の甘味は「葛餅」



いや~、こりゃ~大満足です!!

しかし、次の料理が出てくるまで、少しづつ間が空くので、ついついお酒を飲みすぎてしまいました!

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白石一文/この胸に深々と突き刺さる矢を抜け

2012年03月02日 | 小説


白石一文 著 この胸に深々と突き刺さる矢を抜けを読みました。

 


スクープを次々と放つ「週刊時代」編集長、カワバタ・タケヒコ、43歳。

政権党の実力者であるNのスキャンダル記事を巡って運命の歯車が大きく廻りだすが…。  (上巻)


カワバタは癌に侵されていた。

大物政治家Nの追及も、行く手が幾重も阻まれ、恐ろしい罠にはめられてしまう。

そんななかカワバタはある運命的な出会いをする。 (下巻)


なかなか凄いタイトルと太宰治の「人間失格」の21世紀版という触れ込みに惹かれて読み始めました。

主人公カワバタは大手週刊誌「週刊時代」の編集長で仕事もできて、妻は東大で発展途上国経済を研究する助教。

2年ほど前に胃ガンの手術を受けており、現在は抗がん剤を服用しつつ勤務している。

子供はいるが、妻とのセックスは8年間もなく、外で様々な女性と恋愛を重ね、享楽的な人生を送っている。

この時点で主人公にまったく共感できるところがない・・・。

しかも、ストーリーの途中には政治問題から経済問題、哲学的な話が唐突に挿入されています。

なんじゃこりゃ~!!  つまらんな~!!

唯一の興味はこの主人公の最後がどうなるのかでした。

そのラストは・・・

ん~、Hさんの胸に矢は当たりませんでした・・・。

第22回(2009年) 山本周五郎賞受賞作品。

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「紫カントリークラブ あやめコース」の写真

2012年03月01日 | スポーツ

先日「紫カントリークラブ あやめコース」でクラブハウスにカメラを忘れてきてしまったHさんでしたが、それを自宅まで送って頂きました。(もちろん、着払いです。)

折角撮った写真ですので、お見せしましょう。

ゴルフ場入り口の看板には「紫あやめ36」と書かれています。



こちらのコースはEASTコースのIN,OUTとWESTコースのIN,OUTで4コースで36ホールあります。

なので、クラブハウスの建物も結構大きいです。



こちらがロビーです。



ロビーは1階~2階の吹き抜けとなっています。



我々はWESTコースのINコースからスタート!



コースは林間コースの趣で、全体的にフラットでした。

ティーグランドが多少荒れていましたが、フェアーウェイとグリーンのコンディションは良かったです。



2グリーンで、どのホールもグリーンが小さく、グリーン奥はほとんどのホールがOBゾーンでした。

Hさんは、そのOBゾーンへ3発打ち込み、結局58も叩いた・・・。

こちらが2階レストランの天井(客席の写真はプライバシー侵害になるので撮れません。)



ランチのメニューは結構豊富でした。 どれもかなり豪華です!



Hさんは例によって、豚骨チャーシュー麺をオーダー。



味は、まあまあかな・・・。

こちらは午後からまわったWESTのOUTコース。



距離はないですが、両サイドに木があって、結構せまい・・・。



こちらは53でホールアウト。

距離を欲張らずに、手前からきざんでいけば、どうと云う事のないコースだと思うんですけど・・・

修行が足りないね~!!







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