@ kill time

見た!聞いた!読んだ!行った!食べた!
スポーツ観戦、映画鑑賞、旅行紀、読書、食べ歩き等の身近な話題を紹介します。

福田和代/怪物

2013年09月18日 | 小説

福田和代 著 怪物を読みました。



定年を間近に控えた刑事、香西には“死”の匂いを嗅ぎとる不思議な能力があった。

その力を手掛かりに不審な失踪事件を調べるうち、彼はゴミ処理施設で働く青年、真崎に辿り着く。

「処理場で人間の身体くらい溶かせる」とこともなげに言う真崎。

端正な顔立ちのこの男が事件の犯人なのか。

二人の息詰まる攻防戦が幕を開ける―。


読み始めは定年間近の老刑事がかって担当し、すでに時効を迎えた幼女誘拐殺人事件の謎に再度挑む推理小説かなと思いましたが・・・

読み進める内に事態はどんどん思わぬ展開となり・・・

途中からは背筋も凍るサスペンスストーリーとなりました。


事件の闇にはまってゆく主人公。

その底で待ち受ける怪物とは・・・。

久々に一気読みでした!
この小説の満足度:☆☆☆☆☆ 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 渋谷の街にエイサーが! | トップ | L.A. ギャング ストーリー »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

小説」カテゴリの最新記事