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貴志 祐介/雀蜂

2013年12月21日 | 小説

雀蜂を読みました。



11月下旬の八ヶ岳。

山荘で目醒めた小説家の安斎が見たものは、次々と襲ってくるスズメバチの大群だった。

昔ハチに刺された安斎は、もう一度刺されると命の保証はない。

逃げようにも外は吹雪。

通信機器も使えず、一緒にいた妻は忽然と姿を消していた。

これは妻が自分を殺すために仕組んだ罠なのか。

安斎とハチとの壮絶な死闘が始まった―。


貴志作品を読むのは、「悪の経典」以来です。

本作の登場人物はほぼ主人公1人だけ、そして敵は何と!蜂だけ!

アナフィラキーショックで一度でも刺されると死んでしまう主人公が試行錯誤しながら、スズメバチに立ち向かうという内容です。

ホラーミステリーと云う事ですが、これが全然怖くない・・・。

一人芝居のドタバタ劇を観ているようで、
この男、一人で何やってるの?と云う感じ・・・。

ラストのどんでん返しも、イマイチでした!

この小説の満足度:☆☆ 


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