私が生まれ育った所は北海道の最北端にほど近い日本海側の片田舎です。
本当に何にもない所ですが、自慢出来る事が2つあります。
1つが水平線に沈む夕日の美しさ!
もう1つが星空の美しさ!
民家が少ない上に空気が澄んでいるので晴れた日の夜、空を見上げるとまさに満天の星を眺める事ができます。
そんな環境で育った私は小さい頃から星や宇宙の事にはず~っと興味を持っています。
”アポロ11号”が月に降り立った時には、テレビにかじりついて見てました。(当時の誰しもがそうだったと思いますが・・・)
高校時代、”ジャコビニ流星群”が地球に接近するというので天体望遠鏡(学校に置いてあった)を担いで山の上まで登り、深夜に流星が現れるのをじ~っと待っていた事もありました。
そして、現在の関心事は月周回衛星「かぐや」です。
2007年9月14日、日本初の大型月探査機月周回衛星「かぐや」がH-IIAロケットによって打ち上げられました。

この計画は「SELENE(セレーネ:SELenological and ENgineering Explorer)」と呼ばれ、アポロ計画以来最大規模の本格的な月の探査として、各国からも注目されていました。

主な目的としては、月の起源と進化を解明するためと、将来の月の利用のためのさまざまな観測。
「セレーネ」には、地形がどうなっているかを調べる高度計、立体画像を撮るカメラ、月の磁場を調べる磁力計、月の岩石の鉱物や、その鉱物がどんな元素を含んでいるかを調べる分光計、月の内部の質量分布がどうなっているかを調べる装置など、15もの観測装置が搭載されているそうです。
その画像はこれまでにない高画質なもので、月面の地形が非常によく分かります。




宇宙航空研究開発機構 JAXA(ジャクサ)のホームページでは、回転する月の動画や地形カメラの観測データから作成された立体画像を、ユーザがインタラクティブに動かして、見ることができるパノラミックビューを見る事ができます。
ティコクレータの中央丘頂上から周囲を360度見渡すこともできます。
月の表面の映像だけでなく、ハイビジョンカメラ(HDTV)による「満地球の出」撮影にも成功しました。(”満月”ならぬ”満地球”です。)
これは世界で初めての事です。
「かぐや」からハイビジョンカメラにより満地球を撮影できるタイミングは、月、地球、太陽と「かぐや」の軌道が一直線という位置関係に並ぶ年に2回しかない貴重なものだそうです。


そんな映像を見るのが最近の私の楽しみの一つでした。
役割を終えた月周回衛星「かぐや」を、今日の深夜、6月11日(木)3:30頃(日本標準時間)、月の表側、東経80度、南緯63度付近へ落下させることになりました。
「かぐや」落下予想地点

「かぐや」の落下予測位置が月面の日影部分であり、衝突閃光を観測できる可能性がわずかにあるとの事。
「かぐや」が月に帰る瞬間が刻一刻と近づいています。
それは、世界中の天文好きが注目する瞬間でもあります。
JAXA(ジャクサ)のホームページはこちらです。
本当に何にもない所ですが、自慢出来る事が2つあります。
1つが水平線に沈む夕日の美しさ!
もう1つが星空の美しさ!
民家が少ない上に空気が澄んでいるので晴れた日の夜、空を見上げるとまさに満天の星を眺める事ができます。
そんな環境で育った私は小さい頃から星や宇宙の事にはず~っと興味を持っています。
”アポロ11号”が月に降り立った時には、テレビにかじりついて見てました。(当時の誰しもがそうだったと思いますが・・・)
高校時代、”ジャコビニ流星群”が地球に接近するというので天体望遠鏡(学校に置いてあった)を担いで山の上まで登り、深夜に流星が現れるのをじ~っと待っていた事もありました。
そして、現在の関心事は月周回衛星「かぐや」です。
2007年9月14日、日本初の大型月探査機月周回衛星「かぐや」がH-IIAロケットによって打ち上げられました。

この計画は「SELENE(セレーネ:SELenological and ENgineering Explorer)」と呼ばれ、アポロ計画以来最大規模の本格的な月の探査として、各国からも注目されていました。

主な目的としては、月の起源と進化を解明するためと、将来の月の利用のためのさまざまな観測。
「セレーネ」には、地形がどうなっているかを調べる高度計、立体画像を撮るカメラ、月の磁場を調べる磁力計、月の岩石の鉱物や、その鉱物がどんな元素を含んでいるかを調べる分光計、月の内部の質量分布がどうなっているかを調べる装置など、15もの観測装置が搭載されているそうです。
その画像はこれまでにない高画質なもので、月面の地形が非常によく分かります。




宇宙航空研究開発機構 JAXA(ジャクサ)のホームページでは、回転する月の動画や地形カメラの観測データから作成された立体画像を、ユーザがインタラクティブに動かして、見ることができるパノラミックビューを見る事ができます。
ティコクレータの中央丘頂上から周囲を360度見渡すこともできます。
月の表面の映像だけでなく、ハイビジョンカメラ(HDTV)による「満地球の出」撮影にも成功しました。(”満月”ならぬ”満地球”です。)
これは世界で初めての事です。
「かぐや」からハイビジョンカメラにより満地球を撮影できるタイミングは、月、地球、太陽と「かぐや」の軌道が一直線という位置関係に並ぶ年に2回しかない貴重なものだそうです。


そんな映像を見るのが最近の私の楽しみの一つでした。
役割を終えた月周回衛星「かぐや」を、今日の深夜、6月11日(木)3:30頃(日本標準時間)、月の表側、東経80度、南緯63度付近へ落下させることになりました。
「かぐや」落下予想地点

「かぐや」の落下予測位置が月面の日影部分であり、衝突閃光を観測できる可能性がわずかにあるとの事。
「かぐや」が月に帰る瞬間が刻一刻と近づいています。
それは、世界中の天文好きが注目する瞬間でもあります。
JAXA(ジャクサ)のホームページはこちらです。