「キングダム/見えざる敵」
製作:2007年 アメリカ
出演:ジェイミー・フォックス、ジェニファー・ガーナー、ジェイソン・ベイト
サウジアラビアの首都リヤドで、自爆テロが発生する。
ターゲットとなったのは、石油会社で働く外国人たちの居住区だった。
数時間後、現場には事態収拾のため、FBI捜査官や医療関係者が集結。
彼らを狙った“時間差攻撃”ともいうべき2度目の爆弾テロが起った。
死者100人以上、負傷者は200人を超えた。
アメリカのおひざ元であるサウジアラビアでのテロ攻撃に、本国もショックを隠すことができない。
FBI捜査官ロナルド・フルーリー、法医学捜査官のジャネット、爆発物の専門家サイクス、情報分析官のレビットらが状況を分析した結果、今回の首謀者として、アルカイダのメンバーのアブ・ハムザが浮上。
早速、サウジアラビアに飛んだ4人は、爆発現場の惨状に改めてがくぜんとする。
さらに捜査に同行するサウジアラビア警察は「証拠に触るな」「立会いなしに聞き込みをするな」「イスラム教徒の死体に触るな」などと厳しい条件を突きつけ、フルーリーらの行動を制約。
しかも、滞在できるのはわずか5日間。
タイムリミットが迫る中、フルーリーたちは“見えざる敵”を追いつめることができるのだろうか。
さらに捜査に同行するサウジアラビア警察は「証拠に触るな」「立会いなしに聞き込みをするな」「イスラム教徒の死体に触るな」などと厳しい条件を突きつけ、フルーリーらの行動を制約。
しかも、滞在できるのはわずか5日間。
タイムリミットが迫る中、フルーリーたちは“見えざる敵”を追いつめることができるのだろうか。
自爆テロの首謀者を追うFBI捜査官たちの姿を描きつつ、その裏にある政治的社会的問題を鋭く浮き彫りにしています。
政治的に西欧諸国に近い位置にあるサウジアラビア上層と、それに対するテロ組織、そしてアメリカ。
微妙な均衡の上に立つ三者の関係を、物語を通して知る事が出来る。
この映画のお勧め度:☆☆☆☆
政治的に西欧諸国に近い位置にあるサウジアラビア上層と、それに対するテロ組織、そしてアメリカ。
微妙な均衡の上に立つ三者の関係を、物語を通して知る事が出来る。
この映画のお勧め度:☆☆☆☆