@ kill time

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クジラの島の少女

2008年05月11日 | ○○な話
GW中に映画を観ようと思ったのですが、残念ながら私の近くの映画館で上映している映画の中ではこれが観たい!と思う作品がありませんでした。

そこで、いつものようにレンタルDVDで楽しむ事にしました。

GW始めに意気込んでDVDを5本も借りてきて、終わってみたら結局1本しか観れずに返却したというヘタレな人もいるようです。

私は借りた作品はきっちり観て期限通りに返却します!

そんな所はまさに典型的な
A(ラージ エー!です。

同じ血液型でも、誰にもエー型だと思われない

aスモールエー!
の”ヘタレパチンカーさん”とは心掛けが違います!

そのGW期間中に観た作品の中で一押し作品がこれです。

クジラの島の少女

製作: 2003年 ニュージーランド

出演: ケイシャ・キャッスル=ヒューズ、ラウィリ・パラテーン


ニュージーランドの小さな村。

新天地を求め海洋に出たパイケアが、クジラに導かれてニュージーランドへたどり着いたという伝説は、一千年の昔からこの地に語り継がれてきた。

勇者パイケアを祖先に持ち、代々男を族長としてきたマオリの民

マオリ族の長、コロは、勇者パイケアの伝説を信じ、後継者となる男子を待ち望んでいた。

コロの長男・ポロランギに双子が生まれるが、男の子は死に、ポロランギは残された女の子パイケアと名付ける。

それを受け入れられないコロも、孫娘の成長とともに愛を覚えていった。

しかし、後継者は男子と頑なに信じるコロは、部族の訓練に参加しようとするパイケアを激しく拒絶する。

悲しみに沈むパイケアの前に、浜辺に打ち上げられたクジラの一群が横たわる…。

不思議な運命に導かれたひとりの少女が大きな奇跡を巻き起こしていく。


民族の誇り、家族の絆が新しい伝説を作り出し、人間の愛と遥かな時の流れを感じさせてくれる。

伝統の重荷を背負った祖父と新しい世界の鍵を持った孫娘が 和解して、未来に向って船を漕ぎ出すエンディングが美しい。

2002年トロント国際映画祭 観客賞
2003年サンダンス映画祭 観客賞
2003年ロッテルダム映画祭 観客賞
第76回アカデミー賞 主演女優賞ノミネート


この映画のお勧め度:☆☆☆☆☆ 

コメント
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