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猛暑続きでエアコン需要増  〈2020年8月22日〉

2020年08月22日 08時30分00秒 | 記事

 連日の猛暑でエアコンも品薄に


 太平洋高気圧とチベット高気圧の張り出しが重なり、連日危険なほどの猛暑日で、エアコンの需要増が続いている。クーラーなしでは過ごせないほどの尋常でない暑さ。コロナ禍で家で過ごす時間が増え、マスク着用も推奨されるなか、消費者は少しでも涼をとろうと、一部の製品は品薄状態が続いている。

 御坊市内の電気店では、例年なら盆過ぎあたりから落ち着いてくるが、今年は7月末から8月初旬のピークからの下落幅が少なく、消費者ニーズが長続き。長梅雨のあと、急に暑くなったため、故障が増えて買い替える人も多いという。
 オープン価格7~12万円(6~18畳)くらいの、定番商品が人気で、冷気は下にたまるので、扇風機で空気を循環させるなど、クーラーと併用することが電気代を安く抑えるポイント。
 コロナに係る県内事業者事業継続推進事業の安全安心を確保するための事業で、空気清浄機や換気付きエアコンを購入すると、100万円を上限に経費の3分の2を補助してもらえることから、換気付きのエアコン(6畳用定価約38万円)は特に品薄。一時はコロナウイルスに有用とされる次亜塩素酸の空気清浄機も品薄だった。事業者のほか保育園や幼稚園からの依頼も多く、町の電気屋さんは対応に追われている。
 近畿地方では来週以降も厳しい残暑が続く予報で、こまめな水分補給と夜間の熱中症にも気をつけたい。しばらくエアコンのお世話になる日々が続きそうだ。

花もぐったり

 連日の猛暑は、花や植物にとってもしんどい時季。市内の種苗店では「暑い時間帯の水やりは熱湯の風呂に入っているようなもので枯れる原因になる。水やりは夕方の涼しい風が通る時間帯が最適」と話している。


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