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籔内美和子美浜町長が再選出馬を表明 〈2022年6月16日〉

2022年06月16日 08時30分00秒 | 記事


「引き続き町政を担わせていただきたい」と
再選出馬を表明する籔内町長


 次期美浜町長選へ、現職・籔内美和子町長(59)=浜ノ瀬、1期目=が、出馬を表明した。15日に開いた6月定例議会一般質問で、北村龍二議員の質問に答え「現段階では、種をまき、芽が膨らんできたところと認識している。さらにヒマワリのような花を咲かせたい。町民のみなさまの信任を得られるなら、引き続き美浜町政を担わせていただきたい」と2期目への意欲を語った。

 籔内町長は「職員の皆様のご尽力で公約のほとんどを実現できた」と住民や議員の理解と協力に感謝を述べ、これまでに実現してきた事業、施策を報告。財政面では、就任当時8億6000万円だった財政調整基金残高を令和3年度末で16億円超にまで積み増し「令和3年度からやっと事業が進みだした」と続けた。
 今後実現したいこととして、書家・末廣博子さんから贈られた、ひらがなの「ありがとう」を組み合わせて記した「愛」の作品を掲げ「愛ある優しい町づくりがしたい。引き続き、『強く』『優しく』『美しい』まち美浜-のスローガンで町政を進めたい。町政施行70周年は私が指揮を取りたい」と力を込めた。
 籔内町長は昭和56年3月、御坊商工高校商業科卒。昭和57年1月に美浜町職員となり、平成24年4月から中央公民館長兼図書館長、平成26年4月から住民課長、平成30年4月から健康推進課長を務めた。
 定年まで4年3カ月を残して役場を退職し「より風通しの良い役場を実現したい」と、前回町長選へ出馬。3選を目指す現職を、511票の差で破り初当選。県下初の女性首長となった。
 就任後は,「『強く』『優しく』『美しい』まち美浜」をスローガンに、18歳までの子どもの医療費無料化など子育て支援、社協お買い物サロン実施や外出支援事業の対象者拡充など高齢者対策、防災面では上田井地区津波避難施設整備などの実現に邁進。新型コロナウイルス対策として、全町民に1人1万円分の「みはま応援商品券」配布などに取り組んだ。ふるさと納税寄付金は、令和2年度で10億円を突破するなど大幅に拡大。今年4月には役場の機構改革も行った。


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