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秋祭りサンデー、見物人でにぎわう 〈2016年10月12日〉

2016年10月12日 08時30分00秒 | 記事

横一列に連ねて練り歩く(森祭)

馬場を疾走する駆け馬(紀道祭)

御旅所で獅子舞を奉納(衣奈祭)

升持ちと一緒に大笑いする名物の鈴振り(笑い祭)


 秋祭りサンデーとなった9日、日高地方では笑い祭(日高川町)や紀道祭(同)森祭(御坊市)衣奈祭(由良町)志賀祭(日高町)など各地で行われた。曇り空だったが、各神社とも家族連れら多くの人でにぎわいをみせた。16日は塩屋祭、熊野祭(御坊市)吉原祭(美浜町)土生祭(日高川町)切目祭(印南町)などが行われ、祭りシーズンも終盤に入る。

 森祭 御坊市塩屋町南塩屋の須佐神社で行われた。午前中に御輿や屋台、のぼり、四つ太鼓などが塩屋漁港の御旅所までお渡り。神殿式のあと、笛や太鼓の音色にあわせて3頭の獅子舞を同時に奉納。大人、子ども計4基の四つ太鼓が威勢良く練り歩き、御輿を中心に四つ太鼓、屋台が横一列につながると、見物人から歓声や拍手が沸き起こった。午後から神社で宮入りした。

 紀道祭 日高川町三百瀬の紀道神社で行われ、四つ太鼓やだんじり、珍しくなった駆け馬が行われた。
 北、南、平川、三百瀬若中の4組の四つ太鼓や屋台が練り歩き、三百瀬のだんじりは、NHK大河ドラマの「真田丸」をテーマにした飾り物で注目を集めた。
 獅子舞や巫女(みこ)の舞が奉納されたあと、午後4時30分ごろから駆け馬が行われ、4頭の馬が2頭ずつ馬場を疾走すると、多くの見物人から歓声が沸き起こった。

 衣奈祭 由良町衣奈八幡神社で行われた。神殿式のあと、王仁、和仁、宮付獅子頭、御輿、神主、総代、区長らが渡御を行い、御旅所で巫女の舞、衣奈と神谷の獅子舞、吹井の唐船などを奉納し、多くの見物人でにぎわった。

 笑い祭 日高川町江川、丹生神社の笑い祭は、名物の「鈴振り」の周りを多くの見物客やカメラマンが取り囲んでにぎわった。
 鬼の出迎えのあと、和佐の「箱獅子」や江川、山野、松瀬の獅子舞が一斉に行われてから御旅所を出発。白化粧に、赤字で「笑」を書いた鈴振りが左手に宝箱、右手に鈴を持ち、升持ちと一緒に「笑え、笑え、世は楽じゃ、永楽じゃ」と大笑いしながら御輿を先導して宮に戻った。山野、江川、和佐、松瀬の屋台や四つ太鼓が練り歩き、境内では巫女の舞のあと、和佐の「踊り獅子」、松瀬の「竹馬」、山野の「雀踊り」、江川の「奴踊り」のほか獅子舞などが奉納された。


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