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日高町「比井崎コミュニティ公園」13日から供用開始 〈2024年6月13日〉

2024年06月13日 08時30分00秒 | 記事


バーゴラや大型複合遊具などを整備


 日高町の松本秀司町長が掲げた公約で、旧比井小グラウンドを有効活用して整備を進めていた「比井崎コミュニティ公園」が完成し、13日から供用開始する。旧校舎は、すでに民間によるカフェ運営など利活用されており、合わせてグラウンド側を公園にすることで、相乗効果による地域活性化が狙い。大型複合遊具などがある「ちびっこスペース」のほか、「くつろぎスペース」、「多目的スペース」を設け、誰もが憩える空間を作っており、住民らの活用が期待されている。

 旧比井小グラウンド側約3800平方メートルに3つのスペースを取り入れた公園整備に昨秋から着工。400平方メートルの幼児向け「ちびっこスペース」では、3つの滑り台等がついた大型複合遊具「プレイボードワンダー」、スイング遊具、乳幼児用もついたブランコなどを置き、楽しめる空間に。クッション性を高めた地面にし、安全面も配慮した。
 500平方メートルの「くつろぎスペース」には、格子状の屋根を持つ構造物「バーゴラ」を設け、日よけ機能に特化したシェードタイプを導入。地面はレンガ調にしたインターロッキング舗装でおしゃれな仕上がり。社会医療法人黎明会=御坊市=が物販を併設したカフェ「ひいのの」が旧校舎内にあるため、バーゴラにベンチを置いて、保護者らは、くつろぎながら子どもたちを見守れる。
 この2つのスペースは西側の旧校舎側に上下に分けて設け、残る東側はグラウンド2100平方メートルで、スポーツなどができる「多目的スペース」にし、バーゴラや健康遊具も設置。18台(うち障がい者等用駐車区画1台)が止められる駐車場や駐輪場、多目的トイレも整備した。
 先行して宝くじコミュニティ助成事業で1000万円を活用して遊具設置を進めるなどし、10日に完成したばかりの総事業費約1億1000万円の事業。設計は日本工営都市空間(株)和歌山事務所=和歌山市、稲葉英樹所長=、施工は町内の(株)中村建設=日高町、中村昭代表=。


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